弥生は7日、都内で記者発表会を開催し、法人向けクラウド会計ソフト「弥生会計 オンライン」の提供を同日から開始すると発表した。 会場では記者発表会の後、質疑応答が開かれ、代表取締役の岡本浩一郎氏からサービスについて、より詳細な説明が行われた。--- デスクトップからの乗り換え需要はどのぐらい見込んでいるのか? また、その場合のデータ移行がどうなるか教えてほしい。「デスクトップからの移行はなくはないと思いますが、それほどの数はないと考えています。『やよいの青色申告 オンライン』のときで、元々デスクトップ版を利用していたというユーザーは約1割しかいませんでした。弥生ドライブやYAYOI SMART CONNECTを利用することで、デスクトップユーザーもクラウドの利便性が得られるので、ほとんどはデスクトップ版を利用し続けるのではないでしょうか。なお、データについてはデスクトップ版からエクスポートして、クラウド版にインポートできます」--- キャンペーンのインパクトはあると思うが、本来の価格はやや高めな設定だ。競争力はあると考えているのか?「我々はプライスリーダーであろうとは考えていません。どこよりも高い価値を提供して、それに見合った価格を提案したい。これまでのデスクトップアプリの価格を見ても、十分に妥当な価格帯だと考えています」--- 発表の中で今年12月にスマホアプリを出すとあったが、これは弥生と提携先、どちらが出すのか?「弥生会計 オンラインは将来の大黒柱になる存在なので、スマホアプリにも自社製が必要だと考えています。ただ、他社のものを排除したいとは思っていません。オープンイノベーションは今後も追及していくつもりで、弥生と連携するウェブアプリケーションも促進していきたい」
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