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スバルがハイブリッドを作ると……インプレッサSPORT HYBRID

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インプレッサ SPORT HYBRID
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  • 最高出力150馬力
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 ハイブリッドと聞いて多くのカスタマーがまず思い浮かべるのは燃費だが、インプレッサ SPORT HYBRIDが第一に掲げているのは「DRIVING HYBRID」、すなわちエンジンと電気モーターを組み合わせたハイブリッドパワートレインならではの走りの楽しさであるという。

 排気量2リットル、最高出力150馬力と、コンパクトカーとしてはきわめて強力な水平対向エンジンに、最大トルク6.6kgmのモーターを追加。いわば、通常のエンジンとは別に軽自動車用のエンジンを追加するのと同等のパフォーマンスを持つ。変速機はスバル独自の「リニアトロニック」チェーンドライブ式CVT。駆動方式はもちろんフルタイムAWDだ。

 このパワートレインはスバルのクロスオーバーSUV「XV HYBRID」に先行搭載されたものをベースとしているが、実はバッテリーの充放電制御を見直しており、EV走行やモーターアシストなど、多くの面でよりハイブリッドカーらしい走りが楽しめるように改良されているという。

 変わったのはパワートレインだけではない。ノーマルモデルに対して重量が大きくなるハイブリッドカーでありながら、ドライビングの楽しさをさらに高めるべく、サスペンションの設計変更も行っている。インプレッサと共通のプラットフォームを使っている最高出力300馬力のリアルスポーツセダン「WRX S4」のノウハウを最大活用したセッティングになっているという。タイヤサイズもノーマルのインプレッサに対して1サイズ太い215mm幅だ。WRX S4は、快適性と走行性能を高いレベルで両立させていることを特徴としていることから、インプレッサSPORT HYBRIDもそれに類するプレジャーを持っているものと考えられる。

 快適性では、ハイブリッドカーらしく車内の静かさをより高めるための改良が施されていることも特筆に価しよう。ウインドウガラスを遮音性の高いものに変更しているほか、ボディ各所の吸音材配置の見直し、内装のトリムの吸音性能向上などの処置により、ひとクラス上のドライブフィールを実現しているという。

 内装はメーターパネルが先進性あふれるハイブリッド専用ユニットとなるほか、加飾パネルもブルーを帯びた黒基調の高品位なものに。上級グレードはシート地に肌触りの柔らかなウルトラスエードを採用。シートを縫い合わせるステッチもクリーンなイメージの青糸が使われるなど、イメージを刷新している。

 スバルのハイブリッドシステムはユニットサイズが小型であることを大きな特徴としていることから、車内のユーティリティもノーマルモデルに対してほとんど犠牲になっていない。居住スペースは世界基準のCセグメントコンパクトらしく、広々としたもの。また、ラゲッジスペース(荷室)はハイブリッドシステムの制御ユニットをコンパクトにまとめて床下にパッケージしたことにより、フラットな床面で使いやすい。

 今やスバルの技術のシンボルに成長した先進安全システム「アイサイト」は全車標準装備。ハイブリッドシステムとの協調制御プログラムを持ち、クルーズコントロール使用時でもEV走行や回生ブレーキを最大限活用することで実用燃費を向上させているという。

 走りの楽しさ、乗り心地、使い勝手の良さ、そしてアイサイトと、スバルの技術があまねく入った新型インプレッサ SPORT HYBRID。そのパフォーマンスに注目だ。
《井元康一郎》
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