第72回ゴールデン・グローブ賞のノミネート作品が11日(現地時間)発表され「アニメ作品賞」には今月日本でも公開されるディズニー映画『ベイマックス』がノミネートされた。期待されていたジブリ『かぐや姫の物語』はノミネートから外れた。 映画『ベイマックス』は、ひとりぼっちの天才少年と“ふわふわ”なケア・ロボット ベイマックスとの絆と冒険を描いた感動アドベンチャー物語。過去、ゴールデン・グローブ賞・アニメーション映画賞の8本の受賞作品のうち、6本が同年アカデミー賞長編アニメーション賞を受賞しており、昨年は『アナと雪の女王』が同賞を受賞後、アカデミー賞を受賞している。 また、『ベイマックス』は、先日発表された“アニメーション界のアカデミー賞”と言われるアニー賞でも主要7部門にノミネートされ、来年2月に行われるアカデミー賞の選考候補作としてリストアップされたアニメーション作品の中でも、最有力候補という声が早くも上がっているという。 ゴールデン・グローブ賞の主なノミネート作品と俳優、女優は以下のとおり。 ドラマ部門 作品賞 ・「6才のボクが、大人になるまで。」・「フォックスキャッチャー」・「THE IMITATION GAME」・「SELMA」・「博士と彼女のセオリー」 コメディ/ミュージカル部門 作品賞・「バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)」・「グランド・ブダペスト・ホテル」・「イントゥ・ザ・ウッズ」・「PRIDE」・「ST. VINCENT」 ドラマ部門 女優賞 ・ジェニファー・アニストン「CAKE」・フェリシティ・ジョーンズ「博士と彼女のセオリー」・ジュリアン・ムーア「STILL ALICE」・ロザムンド・パイク「ゴーン・ガール」・リース・ウィザースプーン「WILD」 ドラマ部門 男優賞 ・スティーヴ・カレル「フォックスキャッチャー」・ベネディクト・カンバーバッチ「THE IMITATION GAME」・ジェイク・ギレンホール「NIGHTCRAWLER」・デヴィッド・オイェロウォ「SELMA」・エディ・レッドメイン「博士と彼女のセオリー」 コメディ/ミュージカル部門 女優賞・エイミー・アダムス「ビッグ・アイズ」・エミリー・ブラント「イントゥ・ザ・ウッズ」・ヘレン・ミレン「マダム・マロリーと魔法のスパイス」・ジュリアン・ムーア「マップ・トゥ・ザ・スターズ」・クワベンジャネ・ウォレス「ANNIE/アニー」 コメディ/ミュージカル部門 男優賞・レイフ・ファインズ「グランド・ブダペスト・ホテル」・マイケル・キートン「バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)」・ビル・マーレイ「ST. VINCENT」・ホアキン・フェニックス「INHERENT VICE」・クリストフ・ヴァルツ「ビッグ・アイズ」 アニメ作品賞 ・「ベイマックス」・「THE BOOK OF LIFE」・「THE BOXTROLLS」・「ヒックとドラゴン2」・「LEGO(R) ムービー」 脚本賞 ・ウェス・アンダーソン「グランド・ブダペスト・ホテル」・ギリアン・フリン「ゴーン・ガール」・アレハンドロ・ゴンサレス・イニャリトゥ、 ニコラス・ヒアコボーネ、アレクサンダー・ディネラリス・Jr、アルマンド・ボー「バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)」・リチャード・リンクレイター「6才のボクが、大人になるまで。」・グレアム・ムーア「THE IMITATION GAME」 映画『ベイマックス』は、12月20日から日本でも公開される予定となっている。