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【実践ソリューションフェア 2014】ITでコストを見直し、元気を届ける! 展示ブースレポート(前編)

エンタープライズ ソフトウェア・サービス
会場の様子。多くの来場者が詰めかけた
  • 会場の様子。多くの来場者が詰めかけた
  • メインステージの様子
  • 「LED&BEMS」~スマート節電ソリューションのステージ
  • 複合機活用ステージ
  • 「Unified Communication」(UC)のデモ
  • 「たよれーる どこでもコネクト」。社内ネットワークに安全にアクセスできる環境を提供
 タブレットで外出先からカタログを見たり、在庫を確認したり、自分宛てに振り分けたFAXをサーバから確認できれば、業務範囲もグッと広がるだろう。そこでオリジナルネットワークサービス「たよれーる どこでもコネクト」を導入した活用事例を紹介。「コネクトボックス」を社内ネットワークに接続するだけで外部から安全に接続が可能になる。逆に「デジサインTab」でタイムリーな情報を一斉にプッシュ配信することもできる。セキュリティも万全だ。電子証明書による個人認証が行えるため、ID・パスワードが盗まれても、許可された端末以外からはアクセスできない。大塚商会では、このような活用を自社で実践しており、売上高も大幅に向上したという。

 なおテーマステージでは、オフィス照明系のソリューションについても触れていたが、詳細については次のスマート節電ソリューションのステージで紹介したい。

■節電対策ソリューションも大塚商会にお任せ!

 最新ハードウェアのゾーンの一角には、「LED&BEMS」~スマート節電ソリューションのステージが設けられていた。昨年もLED&BEMS関連の展示が行われたが、これらは大塚商会が力を注いでいるソリューションの1つだ。同社では、自らLED照明やBEMS(Building Energy Management System)を取り入れて節電を実践している。

 ステージでは昨年に引き続き、オフィス・工場・店舗などの節電に最適なLED照明や、PCやプリンタのコンセント機器に接続して電力を見える化するPlugwise社の各種コントローラを紹介。さらに人感センサによる照明や、設定したスケジュールでのオンオフ制御、無線スイッチによるエリア別コントロールなど、便利な使い方を開陳していた。これらは、LED照明による消費電力の低減に加え、点灯時間を制御することで利用量を減らし、より節電効果を高めようというアイデアの一環だ。

 照明系で特に目を引いたのは、シスコシステムズが開発した「UPOE」(Universal Power Over Ethernet)対応スイッチ「Catalyst 3560-Xシリーズ」によるデモ(参考出展)。LANケーブルでLEDの給電と制御を実施する従来のPoEは約34Wまで電力を供給できた。今回展示されたUPOEでは60Wまでの給電に対応する。DCで給電されるため、AC/DC変換による電力ロスもない。LED照明だけでなく、監視カメラやIP電話、液晶ディスプレイなども合わせて利用する方法を紹介していた。このほか新製品として、オープンBEMSでスマートなオフィスを実現する「3Dビルコミュニケーションシステム」も展示されていた。
《井上猛雄》
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