迅速設計で、時間とコストを極小化!……電気設計と3Dモデリングを結びつける「SolidWorks Electrical」 2ページ目 | RBB TODAY

迅速設計で、時間とコストを極小化!……電気設計と3Dモデリングを結びつける「SolidWorks Electrical」

エンタープライズ ソフトウェア・サービス
ソリッドワークスジャパン 営業技術部 主任アプリケーションエンジニア 寺内 登志男氏
  • ソリッドワークスジャパン 営業技術部 主任アプリケーションエンジニア 寺内 登志男氏
  • 仏・Trace Software社の「elecworks」をベースに開発。SolidWorksとしては初めての電気系CADツールになる
  • 具体的な構成。2D電気回路設計ツール「SolidWorks Electrical」と、「SolidWorks Electrical 3D」を組み合わせて使用する
  • 下のプロセスのような効率的かつ低コストな設計・製造が可能になる
  • SolidWorks Electricalの機能。50万点以上の電気部品をサポートしている。海外性が中心だが、代表的な日本メーカーの部品類もサポート
  • 3Dモデルとのリアルタイム連携がポイント。2Dによる回路設計と3Dによる機械設計が双方でリンクし、一方に修正を加えると、相手側も自動更新される
  • デモの様子。モータ部品の種類やメーカーなどを検索して絞り込む。ケーブル類も芯数や断面などで選択し、端子台を追加した後にケーブルを接続
  • SolidWorks Electrical 3Dを起動し、配電盤の3Dモデルに部品を配置していく。細かな端子台なども設置。各部品の間隔は後から微調整できる

■実際のデモで実感できる2D回路設計と3Dモデルのシームレスな連携

 では、それぞれのパッケージの製品としての特徴はどうだろうか?

 あらためて説明すると、SolidWorks Electricalは、単線・複線の回路図を作成できる電気設備設計向けの2D回路設計ツール。50万点以上の電気部品データを標準でサポートし、設計にシーケンサー(PLC:Programmable Logic Controller)を統合することも可能で、図面・部品表・電線リスト、端子台リストといったドキュメント類も簡単に作成可能。マルチユーザー・マルチプロジェクト対応であるため、設計時に複数のプロジェクトを同時並行して、さまざまな人が設計に関われる。もちろん電気系あるいは機械系の設計担当者がコラボレーションできるように、リアルタイムに双方の連携が行なえる点も大きな特徴だ。

 一方、SolidWorks Electrical 3Dでは、3Dモデル上で電気器具を配置し、そこからケーブル/電線/ハーネスの経路を計画し、実際の線長を正確に算出できる。もともとSolidWorksのアドオン商品であるため、電気設計が主な仕事だが、さらに機械系の3Dモデリングにも従事する設計者のために、あらかじめ2Dと3Dの両機能をサポートするパッケージとして「SolidWorks Electrical Proffessional」も用意されている。

 寺内氏は全体説明のあと、実際にデモンストレーションを行なった。ケーブル接続図にシンボル化された3相モータを追加するという簡単なものだったが、2Dの回路設計から、3Dモデルへの配線設計、実際の線長計算まで、シームレスに連携して設計できる様子が明確に分かるものだった。2D回路設計で部品を変更すると、即座に3Dにも情報が伝達し、配置した3D情報が変更される。逆に3D上で使用部品を変更すると2D回路図上のシンボルに反映するなど、2D3D双方向での連携が可能となる。

 ものづくりの現場では電気のみ、あるいは機械のみという設計はありえない。必ず両者が結びついている。そのような中で、2D回路図と3Dモデルがリアルタイムに双方向でリンクし、電気設計プロセスのシンプル化や、電気設計とメカ設計の双方の精度を高められるSolidWorks社の製品の有用性は、ますます高まっていくだろう。
《井上猛雄》

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