政治、オンラインゲーム、信仰~DDoS攻撃主要動機 | RBB TODAY
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政治、オンラインゲーム、信仰~DDoS攻撃主要動機

エンタープライズ セキュリティ
米アーバーネットワークス社 社長 Collin Doherty 氏
  • 米アーバーネットワークス社 社長 Collin Doherty 氏
  • 複数の手法を用いた攻撃が増加しており、あわせて、データセンターやクラウドサービスを標的とする攻撃が増加
  • サービス運営上の主要な脅威の上位5件のうち4件がDDoSに関連
  • DDoS攻撃対処コストの他、顧客離反、売上減少、社員の転職等の影響が約3分の1に出た
DDoS攻撃対策ソリューションを提供する米アーバーネットワークス社 社長 Collin Doherty 氏と、副社長の Carlos Morales 氏が4月中旬来日し、先頃同社研究所が発表した年次調査報告書による知見をもとにメディア向けの説明会を実施した。

今年で8回目の発行となるレポート「Worldwide Infrastructure Security Report 2012」によれば、DDoS攻撃の規模は踊り場にあるものの、複数の手法を用いた攻撃が増加しており、あわせて、データセンターやクラウドサービスを標的とする攻撃が増加しているという。DDoS攻撃の動機トップ3は「政治関連」「オンラインゲーム関連」「信仰にもとづく復讐」であり、サービス運営上の主要な脅威の上位5件のうち4件がDDoSに関連している。

市場調査会社のフロスト&サリバン社によれば、今後日本国内のDDoS対策市場は年平均成長率30%で成長し、2012年に18億円の市場規模が、2016年には53億円に達するという。

Collin Doherty 氏は、日本市場で成功するためのカギとして、「経験と知識によるチームプレイ」「代理店制度」「市場へのメッセージング」の3つを挙げた。
《編集部@ScanNetSecurity》
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