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インフルエンザ、2週連続で減少

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定点当たり報告数推移
  • 定点当たり報告数推移
  • インフルエンザ定点当たり報告数推移
  • インフルエンザ様疾患発生報告における施設数の推移
 厚生労働省は2月15日、2月4日から2月10日までのインフルエンザの発生状況を発表した。患者報告数は131,544、定点当たり報告数は26.7となり、2週連続で減少。この1週間に全国の医療機関を受診した推計患者数は約155万人と前週の208万人よりも減少した。

 インフルエンザの定点あたりの報告数は、2012年第43週(10月22日~10月28日)以降、2013年第4週(1月21日~1月27日)までは増加が続いていたが、第4週の定点当たり報告数36.44をピークに、それ以降は2週連続で減少した。

 年齢別にみると、もっとも多いのが「5~9歳」約25万人、次いで「0~4歳」約20万人、「10~14歳」「30代」がそれぞれ約19万人の順となった。

 都道府県別にみると、愛知県(定点当たり報告数:42.47)、鹿児島県(40.69)、新潟県(39.62)、愛媛県(36.52)、広島県(34.48)、岩手県(34.19)、富山県(32.38)、秋田県(32.11)の順に多い。44都道府県で前週の報告数よりも減少がみられた。

 インフルエンザ様疾患発生報告によると、全国の保育所、幼稚園、小学校、中学校、高校において、休校が99(前週:127)、学年閉鎖が945(1272)、学級閉鎖が2,751(4,091)施設で発生した。前週よりも落ち着いてきている。

 2012年第36週(9月3日~9月9日)以降これまでの国内のインフルエンザウイルスの検出状況をみると、依然としてAH3亜型(A香港型)の割合がもっとも多く検出されている。
《工藤 めぐみ》
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