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「標的型攻撃はマルウェア対策の延長」では対策を誤る

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  • レポートではCSIRTにも言及
株式会社ラックは1月22日、「統合リスク管理レポート vol.07『標的型攻撃にみるマルウェア対策のパラダイムシフト~カウンターインテリジェンス対策から標的型攻撃を考える~』」を公開した。本レポートは、同社のセキュリティコンサルティングチームが、過去の実績と経験を元に「今必要なセキュリティ対策」の在り方をレポートとしてまとめたもの。今回は、従来のセキュリティ対策は愉快犯による攻撃を想定し、網羅性を重視しているため、産業スパイ等のプロによる攻撃に対しては防ぎきれないとして、企業や組織を狙う標的型攻撃への対策について再考している。

標的型攻撃を既存のマルウェア対策の延長線上として考えることは、攻撃者の目的が異なるため、対策を誤ることになる。標的型攻撃対策には発想の転換を行い、「標的型攻撃=インテリジェンス(諜報)活動」という視点に立ち、カウンターインテリジェンス(対諜報)活動の観点から標的型攻撃への対策を考えるべきとしている。その第一歩として、「攻撃者が欲する情報は何か?」を明確にすることを挙げている。これらの本当に守るべき情報を明確にした上で、情報を守るという観点でアクセス制御を考慮する必要がある。そこで「入口対策」「出口対策」「内部対策」について、それぞれ考察している。

「標的型攻撃はマルウェア対策の延長」では対策を誤る--ラックがレポート(ラック)

《吉澤亨史@ScanNetSecurity》
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