資生堂は、重ねたメークがお湯で落とせる化粧下地「フルメーク ウォッシャブル ベース」を12月12日から、資生堂ウェブサイト「ワタシプラス」にて先行発売する。店頭では2013年3月上旬から発売する。 「女性たちをメーク落としのストレスから解放する」という発想で開発した同商品は、メークをキレイに仕上げる機能と、クレンジング料を使わずにメークを落とせる機能を併せ持った化粧下地。スキンケアで肌を整えた後、メークの前に化粧下地として使い、メークを落とす際にお湯となじませると、重ねたメークが浮き上がり、クレンジング料を使わずにメークが落ちる。 同社は、水にはなじまず、お湯には反応する機能を持つ、独自の技術「ヴェールアクションポリマー」を開発し、フルメーク ウォッシャブル ベースに配合した。お湯になじませるとヴェールアクションポリマーが浮き上がり、重ねたファンデーションもポイントメークも、お湯で落とすことができる。 また、同社は、フルメーク ウォッシャブル ベースを使うことによってクレンジング料が不要になるという特長から、化粧下地から洗顔料まで一連の化粧行為における環境負荷低減度を算出したところ、1回の化粧行為あたり約1.6リットルの水消費量を削減できることが分かったという。