新型 アテンザ に搭載、マツダの先進安全技術を体験してみた | RBB TODAY

新型 アテンザ に搭載、マツダの先進安全技術を体験してみた

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マツダの先進安全技術試乗会
  • マツダの先進安全技術試乗会
  • 車両のフロント部に「ミリ波レーダー」(76GHz)が取付けられる
  • 車両のフロント部に「ミリ波レーダー」(76GHz)が取付けられる
  • フロントウインドウ部、中央が「カメラ」、右の上下2つが「近赤外線レーザー」の発信部と受信部
  • アテンザ ワゴン
  • アテンザ セダン
  • マツダの先進安全技術試乗会
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 マツダは10日、東京・晴海で、新型『アテンザ』に搭載する先進安全技術「i-ACTIVSENSE」の体感試乗会を開催した。試乗会には一般から20組が参加した。

 「i-ACTIVSENSE」は、車両のフロント部に取付けられた「ミリ波レーダー」(76GHz)、フロントウインドウ部の「カメラ」と「近赤外線レーザー」、車両後部の「準ミリ波レーダー」(24GHz)、4つの検知デバイスを用いて実現するマツダの先進安全技術で、新型アテンザに採用される。

 媒体向けの試乗会(9日)ではプロトタイプモデルのアテンザと一部技術を採用する『CX-5』が用意され、「AT誤発進抑制制御」、「スマートシティブレーキサポート(SCBS)」、「マツダ レーダークルーズコントロール(MRCC)」、「車線逸脱警報システム(LDWS)」、「リアビークルモニタリングシステム(RVM)」、5つのシステムを体感することができた。

 まず、始めに体験したのは「AT誤発進抑制制御」。コンビニ等に車両が突っ込んでしまうAT誤発進事故は後が絶えないが、主な原因はアクセルとブレーキの踏み間違え。事故を起こしたドライバーはアクセルをブレーキと思いこんでギュッと踏み込んでいたと考えられる。

 そういったことを想像しながら実際にAT誤発進抑制制御を体験してみると、前方に障害物が検知された状態では、アクセルを目一杯踏み込んでいっても、警告音が発生しメーターにも警告表示が示されるとともに、エンジン出力も抑えられみごとに急発進を抑制している。

 ただし、このシステムでは5秒間に3回連続でアクセルのON、OFFを繰り返すとドライバーは前に進みたがっていると判断、緊急時の脱出も考慮して車両は前に進んでいくという。

 次に体験したのはスマートシティブレーキサポート(SCBS)。4~30km/hの速度域での走行中に、先行車と衝突の危険性がある場合、自動ブレーキにより減速・停止し、衝突回避または被害軽減を図るというもの。

 自動ブレーキを採用する車の中には、ドライバーに危険を知らせるため初期の減速Gがきついものもあるが、マツダのシステムでは“もう間に合わない!”という最後の瞬間に強い減速Gが発生する。強い減速Gといっても手に汗握るものではなく、この種の自動ブレーキではマイルドな印象。

 今回の試乗で素晴らしいと感じたのは、中・高速域における先行車との自動追従走行を可能にするマツダレーダークルーズコントロール(MRCC)。

 先行車との車間距離を自動で調整・維持するレーダークルーズコントロールは既にある技術であるが、これまでのシステムでは、例えば首都高にあるようなきついコーナーに差しかかると、先行車を見失うとともに、コーナーの最中であってもクルーズコントロールで設定した車速に加速したり、失速することがあった。

 今回のMRCCでは、コーナーで先行車を見失っても加速センサーにより車両のGを一定に保つように動作が改善されていて、意図しない加速や減速をしなかった。8の字に設定された試乗コースの中では、自動追従モードから、先行車のロスト、再び自動追従モードへの一連の流れも自然で、ブレーキやアクセルに「足をかけようかな?」といったヒヤヒヤ感もなかった。高速道路における自動追従走行時の快適性は大幅に向上されるに違いない。

 ただし、MRCCが作動するのは約30~100km/hの範囲。技術的には他社にあるシステムのように0km/hの停止までカバーすることも可能というが、運転中の主導権は常にドライバーにあるというを認識して欲しい“マツダのこだわり”という。

 この後、カメラにより道路上の白線を検知し、車両が車線を逸脱を警告する「車線逸脱警報システム」(LDWS)、車両後部の「準ミリ波レーダー」で後方からの接近車両を検知してミラーに表示、車線変更時に危険が伴う場合に警告音を発生する「リアビークルモニタリングシステム」(RVM)を体感した。短時間試乗した全体の印象としては、マツダの先進安全技術は本当に必要な時に働いてくれる控えめな存在であるように感じた。

 せっかくの先進安全技術なのだからナビ画面などに各システムの動作状況を確認できる表示が欲しいとも思ったが、そのクルマと長く生活をともにするユーザーにとっては、常にハイテク装備がなにかを主張する室内空間というより、いざという時にしっかり働いてくれる控えめな存在であった方が嬉しいのかもしれない。










《編集部》

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