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スマートフォン出荷台数、第2四半期はAndroidがさらに増加

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プラットフォーム別 世界のスマートフォン出荷台数
  • プラットフォーム別 世界のスマートフォン出荷台数
  • プラットフォーム別シェアの推移
 調査会社の米IDCは8日(現地時間)、世界のスマートフォン出荷台数の2012年第2四半期(4~6月)の調査結果を発表した。Androidが大きく増加し、全スマートフォンのうち7割近くがAndroid端末となっている。

 調査結果によると、スマートフォン全体の出荷台数は1億5400万台で、前年同期の1億830万台から42.2%増加し、相変わらずの高い伸び率を示した。このうちAndroidは実に1億480万台と、単独で1億台を突破。前年同期からの増加率は106.5%となっている。そのシェアは68.1%に達し、全スマートフォンの7割近くがAndroidとなった。

 iOSは2600万台で前年同期比27.5%増。こちらも十分に増加しているが、スマートフォン全体の伸び率である42.2%を下回るため、シェアは低下して16.9%となった。

 AndroidとiOSを合計するとシェアは実に85%に達し、この2つのプラットフォームがスマートフォンを支配していることが鮮明となっている。シェア3位のブラックベリーのシェアは前年同期の11.5%からわずか4.8%に低下、4位のSymbianも16.9%から4.4%に急減した。

 マイクロソフトやノキアが全力をあげて取り組んでいるWindows Phoneは、Windows Mobileとの合計の数字で前年同期が2.3%に対して3.5%。増加率としては50%以上増えているが、やはり低迷していると言わざるをえない。

 別の調査会社の米Strategy Analyticsが発表した同時期の米国のみの調査結果では、androidのシェアは56.3%、iOSは33.2%だった。iOSは米国での人気はきわめて高いものの、それ以外の市場ではかつてほどの勢いがないことが分かる。
《山田 正昭》
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