節約生活とプチ贅沢に関する調査……レジャーは節約しない、食でプチ贅沢 | RBB TODAY
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節約生活とプチ贅沢に関する調査……レジャーは節約しない、食でプチ贅沢

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節約生活とプチ贅沢に関する調査
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 オリックス生命保険は、「節約生活とプチ贅沢に関する実態調査」を、7月13〜17日の5日間にわたりモバイルリサーチ(携帯電話によるインターネットリサーチ)により実施し、1000人の有効サンプルを集計した。調査対象者は20〜49歳の男女。調査にはネットエイジアが協力した。

◆給料アップ見込みなし---40歳代男性6割強、20歳代女性では7割

 はじめに、給料上昇の見込みや世帯年収上昇の見込みについて聞いたところ、有職者の6割近くが個人年収上昇の見込みを感じておらず、全体の半数以上が世帯年収上昇の見込みを感じていない。

 給料上昇の見込みが感じられないと節約の重要性が高まる。「日頃、出費を抑えるために節約しているもの」をみると、上位は「電気代」、「外食費」となり、女性では「化粧品・美容品費」が45.0%、特に30歳代女性では5割になった。

 「節約したくないもの」をみると、「レジャー・娯楽費」、「食品・飲料(お酒を除く)費」、「交際費」が上位となった。電気代や外食費などを抑え、レジャー・娯楽や友達付き合いなどは節約したくないという、メリハリのある生活を送りたいとの思いが窺える。子どもがいる386人では、「教育費」が節約したくないものでトップとなった。

 全回答者に「今後の生活で見直したいもの」を聞くと、「通信費(ケータイ・スマホ、インターネットなど)」がトップとなり、最も割合が高かった30歳代女性では4割弱が見直したいと思っている。「消費税増税などの出費に備え、これから節約を意識していきたいもの」をみると、「食品・飲料(お酒を除く)費」、「外食費」と、食費がトップとなった。

◆プチ贅沢で、生活はより大きな満足

 日頃、節約している937人に、節約をしていてよかったと思うのはどのようなことか聞いたところ、「無駄に気づいた」、「貯蓄が増えた」、「有意義にお金を使えるようになった」、「プチ贅沢・贅沢ができるようになった」などが上位。

 全回答者に、どのようなプチ贅沢をしているか聞いたところ、「夕食に外食する」、「コンビニでスイーツを買う」、「昼食に外食する」と、食によるプチ贅沢が上位となった。

 生活満足率について、プチ贅沢積極層(480人)とプチ贅沢消極層(238人)を比較すると、積極層の生活満足率は42.9%であるのに対し、消極層は27.3%と、プチ贅沢で生活満足度がアップしていく可能性が窺える。

 節約に取り組みながらの生活では、買い物でよりよいものを探すためにいろいろと比較する人がいる。貯蓄について、ネット比較積極層(587人)とネット比較消極層(217人)についてみると、定期的に貯蓄をしている割合は、ネット比較積極層では56.2%であるのに対し、ネット比較消極層では46.5%と開きがみられた。

 貯蓄額の平均をみると、ネット比較積極層では385万円となり、ネット比較消極層の284万円より平均貯蓄額は高く、特にネット比較積極層の男性“ネット比較男子”では425万円となった。また、節電をしている男性“節電男子”(287人)についてもみると、節電男子の平均貯蓄額は404万円であるのに対し、非節電男子では288万円と100万円超の開きがあった。

◆気前のいい人より節約ができる“四低男子”がモテる

 「節約できる人」や「気前のいい人」など、色々なタイプの異性に対して、どのていど好感が持てるのか。「非常に好感が持てる」割合を「節約できる人」と「気前のいい人」で比較すると「節約」に軍配が上がった。節電男子、節電女子が「節約できる人」に対して「非常に好感が持てる」割合をみるとさらに高くなる。

 また、女性が結婚相手に求める条件として、バブル期には“三高”(高学歴・高収入・高身長)という言葉が流行り、その後は“三低”(低姿勢・低依存・低リスク)といった言葉が生まれている。三低にある低依存・低リスクについて、女性がどのように思っているかみると、「非常に好感が持てる」割合は、「家事や家計の管理等を自分でできる人」に対しては30.0%となり、「安定した職業についている人」に対しては70.0%と際立って高い。

 節電への取り組みが重要視される中、“三低” (低姿勢・低依存・低リスク)に、“節約ができる男”(低燃費)を加え、“四低男子”がモテる時代か。
《高木啓》
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