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新iPadがようやく中国で発売へ、商標権訴訟和解受けて

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 米アップルは10日(現地時間)、第3世代の現行型iPadを中国で7月20日から発売すると発表した。中国企業が商標権を主張し訴訟となったため発売が遅れていたが、2日に和解したのを受けてようやく発売となった。

 新iPadは3月16日に米国や日本を含む12カ国、地域で発売された。その後順調に販売国、地域を増やし、現在は57の国、地域で販売している。ただ、中国は今やアップルにとって米国に次ぐ巨大市場となっているのに、これまで発売できなかった。中国の企業であるProview TechnologyがiPadの商標権を主張したためで、アップルと裁判で争っていた。結局、この訴訟はアップルが6000万ドルを支払うことで和解が成立した。

 こうして発売は決定したものの、中国にはアップルの直営店舗がわずか6店舗しかなく、今年1月にiPhone 4Sを発売した際には多くの人が店舗に押し寄せ発売を中止するなどの大混乱となっている。そのため、今回のiPad発売では店舗で事前の予約を受け付けたり、オンラインストアでの販売の行なうなど混乱回避の対策を講じている。
《山田 正昭》
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