韓国のサムスンは4日(現地時間)、GALAXYシリーズの新機種「GALAXY Chat(GT-B5330)」を発表した。QWERTY配列の物理キーボードが搭載されており、文字入力に適した端末だ。 同モデルはチップセットにBCM21654を採用し、ディスプレイは3インチの280×320ピクセル。カメラは200万画素となっている。総じてエントリークラスのスペックで、同モデルは長文入力やメール、チャットといった用途に特化した低価格モデルという位置付けになるだろう。ただし、OSにはAndroid 4.0を採用。詳細は不明ながらLTEモデルも存在するようで、幅広いユーザーに対応できる一面もあるようだ。 本体は「Galaxy SIII」よりかなり小ぶり、高さと横幅は118.9ミリ×59.3ミリでiPhoneとほぼ同じ、厚みは11.7ミリとやや分厚くなっている。重量は112グラム。キーボード搭載だがBlackBerryのそれより更に小さなスペースに配置されており、見た目の印象はかなり異なる。 アプリとしてサムスン独自のチャットアプリChat onやQuick Officeがプリインスト―ルされており、ここでもフルキーボードの優位性を生かしたコンセプトとなっている。同モデルは7月にスペインで、その後、欧州、南米、中東、東南アジアで発売される予定。価格は発表されていない。
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