クリント・イーストウッドがスーパーボウルの合間に放送された自身出演のCMに対するギャラをチャリティーに寄付した。 イーストウッドが出演しているのは、ミシガン州、デトロイトの自動車業界復活についてうたった、米自動車会社クライスラーの2分間のCMで、それがバラク・オバマ米大統領の再選キャンペーンを承認しているとして非難を浴びた。 5日（日）に行なわれたスーパーボウルの最中に初公開されたこのCMで、イーストウッドは「彼らはほとんど全てを失っている。でも、僕らは集結した。今、モーター・シティは再び闘ってる。ああ、ハーフタイムだ、アメリカ。そして僕達のセカンドハーフが始まろうとしている」と呼び掛けている。 この件に関して、イーストウッドはオバマ大統領とは何の関係もないと反論しており、この広告出演からは1銭も受け取っていないと有権者に対して断言した。「オバマ大統領とは政治的な繋がりはまったくないよ。これはそのままのメッセージを発信していただけ。単に、仕事増加とアメリカの精神についてさ。政治家全員がこれに賛成すると思うね。この精神はOKだと考えたんだ」「現時点で、僕は誰の支持者でもないよ。クライスラーの称賛すべきところは、この広告の中に車さえ登場させていないってことだ。この出演から僕が手にするあらゆるものが、チャリティーに送られたよ。もし...オバマや他の政治家がこの広告の精神を支持したいと言うのなら、是非やってくれ」。
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