Mozilla Firefoxブラウザの最新版「Firefox 9」リリース……Android版はUIを全面刷新 | RBB TODAY

Mozilla Firefoxブラウザの最新版「Firefox 9」リリース……Android版はUIを全面刷新

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新しいAndroid版Firefoxでは、タブレットの大画面を活用し、人気の機能を最適化
  • 新しいAndroid版Firefoxでは、タブレットの大画面を活用し、人気の機能を最適化
  • JavaScriptベンチマークの結果比較
 Mozillaは21日、Windows、Mac、Linux、Android向けMozilla Firefoxブラウザの最新版となる「Firefox 9」正式版を公開した。

 Windows、Mac、Linux版Firefoxは、JavaScriptエンジンに「型推論」を導入したことで、Webブラウジングが高速化。特に、写真、動画、ゲーム、3Dグラフィックスが多く使われている複雑なサイトや高度なWebアプリケーションで、読み込みや実行が格段に速くなったという。「型推論」は、JagerMonkey JITコンパイラと統合されたSpiderMonkey JavaScriptエンジンの新機能で、スクリプトを解析し、より効率的なネイティブコードを生成できる。Firefox 9は、「Kraken」や「V8」などのJavaScriptベンチマークで、30%高速になったことが確認されている。またXMLHttpRequestに対応したことで、XMLHttpRequestの分割処理を実装したサイトでは、ダウンロードが完了するのを待つことなく、ダウンロードしたデータを順に表示できるため、読み込みを高速化させることができる。chunked XHR によるストリーミングにも対応する。

 Android版では、インターフェイスを完全に設計し直され、ユーザーインターフェイスがタブレットに最適化された。Firefox Syncを統合したスマートスクリーンからは、デスクトップで使っているFirefoxのブックマーク、履歴、開いているタブに簡単にアクセスでき、最小限の文字入力で操作できる。タブは左端のパネルにサムネイルとして表示され、右側でフルサイズのWebページを見ながら、すばやく切り替えることが可能。左向きにスワイプすれば、タブを隠して全画面表示へ移行できる。画面を縦向きにすると、タブは左上のメニューに収納され、必要ないときは簡単に隠すことができる。ロケーションバーの横にある新しいアクションバーメニューを使うと、Firefoxの設定、アドオン、ダウンロードなどの一覧を開くことができる。

 一方Mac OS X Lion版では、2本指スワイプジェスチャーに対応し、簡単にページ遷移できるようになり、複数モニタ使用時の利便性が改善された。

 さらに今回のバージョンでは、HTML5のinput要素からAndroid端末のカメラにアクセスできるようになっており、このAPIをWebサイトやWebアプリケーションに実装すると、スマートフォンやタブレットに付属しているカメラを使って写真を撮ったり、バーコードをスキャンしたりといった操作を、ユーザーがブラウザ上で直接行える。そのほか、いくつかのセキュリティ問題が修正されている。
《冨岡晶》

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