LG、IPS液晶パネルを採用した3D液晶ディスプレイ「CINEMA 3D」23型モデル

IT・デジタル周辺機器

2011年10月20日（木） 15時15分

　LGエレクトロニクス・ジャパンは、IPS液晶パネル採用の23型3D対応液晶ディスプレイ「D237IPS-PN」を発表した。販売開始は10月中旬。価格はオープン。

　同製品は、「CINEMA 3D」シリーズで初めてIPS液晶パネルを採用したモデル。同シリーズではこれまで、FPR（Film Patterned Retarder）方式採用の23型/21.5型/25型/27型と、視差バリア方式裸眼3D対応20型が販売されている。

　「D237IPS-PN」では、視野角が広いIPS液晶パネルを採用。3D映像でも上下・左右から見た時の色変化や輝度変化を抑え、鮮明な映像表示が可能とうたう。また、パネルにハーフグレア処理を施すことで、画面への映り込みを抑え、色彩をより鮮やかに表示することができるとした。

　3Dソフト「TriDef」を同梱するほか、2D映像を3Dに変換する「2D→3D変換」機能（Blu-rayディスクの3D変換は不可）や、暗くなりがちな3D映像を最適化する「3Dカラーエフェクト」機能を搭載する。さらに「サイドバイサイド」「トップアンドボトム」「インターレース（ラインバイライン）」といった複数の3D方式に対応。視聴時に使用する3Dグラスとして、軽量設計で16gの標準タイプと8gのクリップオンタイプの2種類を付属。

　解像度は1,920×1,080ピクセルのフルHD。視野角は2D時で上下/左右ともに178度、3D時で上下12/左右130度。DFCコントラスト比は500万：1。通常コントラスト比は1,000：1、応答速度は14ms（GTG）。インターフェースはHDMI 1.4a/DVI-D（HDCP対応）/D-sub15ピン。本体サイズは幅556.2×高さ412.7×奥行き174.8mm、重さは4.9kg。付属品は電源コード/D-sub15ピン信号ケーブル/DVI-D信号ケーブルなど。

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