日本IBMとサイオス、クラウドを活用した中堅企業向け事業継続ソリューションを提供開始 | RBB TODAY
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日本IBMとサイオス、クラウドを活用した中堅企業向け事業継続ソリューションを提供開始

エンタープライズ ソフトウェア・サービス
「事業継続 簡単クラウド」のシステム構成図(トッパン エムアンドアイ サイトより)
  • 「事業継続 簡単クラウド」のシステム構成図(トッパン エムアンドアイ サイトより)
  • IBM Smart Business CloudとLifeKeeperとの連携
 サイオステクノロジーと日本アイ・ビー・エムは7月1日より、クラウドを活用した中堅企業向け事業継続ソリューション「事業継続 簡単クラウド」の提供を開始する。災害時に自社のITシステムからクラウド上のバックアップ・システムに切り替えるサービスとなる。

 「事業継続 簡単クラウド」は、サイオスのHA(High Availability:高可用性)クラスターソフト「LifeKeeper」とIBMの企業向けパブリック・クラウド・サービス「IBM Smart Business Cloud - Enterprise」を組み合わせたもの。最初のパートナーとしては、トッパン エムアンドアイより提供を開始し、順次取り扱いビジネス・パートナーを拡大する予定。

 「事業継続 簡単クラウド」では、起動申請後最短10分で使用でき、1時間あたり10円(32ビット最小構成)の使用料金で、IBMのクラウド・サービス上の仮想サーバおよびストレージをバックアップ・システムとして利用できる。サイオス「LifeKeeper」のHAクラスター機能により、システム障害を監視し、障害時に自動的にクラウド上の仮想サーバへ切り替えが行われる。バックアップ・システムの設置場所は、日本以外に米国、ドイツ、シンガポールなど海外のIBMデータセンターからも選択可能。サイオスの「LifeKeeper」は、グラフィカル・ユーザー・インターフェイスによる操作が可能で、可用性の高いシステムの構築・運用が容易な製品(価格30万円より)。
《冨岡晶》
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