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【Wireless Japan 2011(Vol.14)】NTTドコモ、その場で会員登録できる汎用型サイクルシェアリングシステムを公開!

エンタープライズ その他
NTTドコモとペダルが共同開発した「汎用型サイクルシェアリングシステム」
  • NTTドコモとペダルが共同開発した「汎用型サイクルシェアリングシステム」
  • FeliCaやSuica、クレジットカードを持っていれば、システム側のコントロールパネルで手軽に会員登録できる
  • システムのコンパネ画面。ケータイの電話番号を入力
  • システムのコンパネ画面。ケータイのメールアドレスを入力
  • FeliCaやSuicaなどのICカードをシステムにかざして会員登録を行う
  • 決済用のクレジットカードを入れて、すべての登録が完了
  • 登録カードになったFeliCaやSuicaなどのICカードを自転車のロックにかざすと解錠される
  • こちらは開発中の次世代のサイクルシェアリングシステム。設置スペースが小さく、自転車の予約・解錠も簡単
 NTTドコモブースでは、自転車をどこでも借りることができ、どこでも返せるサイクルシェアリングサービスを展示していた。この「汎用型サイクルシェアリングシステム」は、NTTドコモとペダルが共同開発したもの。登録済のICカードや携帯電話をかざすだけで、自転車のロックが解除される仕組みだ。

 大きな特徴は、手持ちのFeliCaやSuicaを会員カードとして登録できるため、使いたいときにすぐ利用できる点だ。初期登録は、電話番号、メールアドレスなどの情報をコントロールパネルで入力するだけ。あとはFeliCaやSuicaをかざし、パネルの指示に従って登録作業を進めていく。最後に決済用のクレジットカードの登録を行う。先ほど入力したメールアドレス宛てに本人確認のメールが届くので、指定されたURLをクリック。これですべての登録は終了だ。登録済のFeliCaやSuicaをかざせばロックが外れ、自転車を借りることができる。同システムは汎用型なので、サイクルポートを自由に変更できる。1台から30台までポートを設置できるため、マンションの空きスペースで利用することも可能だ。

 さらにもう1つ、現在NTTドコモが開発中の次世代サイクルシェアリングシステムも展示されていた。こちらは大型ポートが不要で、省スペースでの貸出を実現する。専用サイトからケータイで予約をすると、4桁の暗証番号がメールで届く。その暗証番号を自転車に搭載された解錠システムに入力すると、自転車のロックが開放される仕組みだ。

 実はNTTドコモのサイクルシェアリングサービスは、この4月25日から「横浜都市部コミュニティサイクル社会実験」としてスタートしている。ただし、ここで使われているシステムは、今回の展示より1世代古いシステムだ。レンタル料金は1回につき105円。月額会員の場合は1050円(利用30分前から予約できるプレミアム会員は1575円)で、30分以内なら何回でも無料で乗り放題だ(30分を超過すると210円/30分毎の料金がかかる)。登録料はICカードが1050円、おサイフケータイが315円だが、6月末までは無料だという。
《RBB TODAY》
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