NTTデータ、企業向けクラウドサービス「BizXaaS」にコンタクトセンターとECサイトの2サービスを追加 | RBB TODAY
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NTTデータ、企業向けクラウドサービス「BizXaaS」にコンタクトセンターとECサイトの2サービスを追加

エンタープライズ ソフトウェア・サービス
BizXaaSコンタクトの活用イメージ
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 NTTデータは14日、エンタープライズ向けパブリッククラウド「BizXaaS(ビズエクサース)プラットフォームサービス」の新たなラインナップとして、4月より「BizXaaSコンタクト(FastHelp)」「BizXaaS EC」を提供開始することを発表した。

 エンタープライズ向けパブリッククラウド「BizXaaSプラットフォームサービス」は、迅速・安価にクラウドコンピューティングを利用したい企業や地方自治体に向けて、すぐに利用できるSaaS型プラットフォームと、それらをカスタマイズするツールや環境を国内のデータセンターからオンデマンドで提供するサービスだ。「BizXaaSプラットフォームサービス」の新たなラインナップとして「BizXaaSコンタクト」「BizXaaS EC」の2サービスが新たに拡充される。

 「BizXaaSコンタクト」は、コンタクトセンター(コールセンター)に必要な機能をクラウドで提供するサービスで、顧客からの問い合わせや申し込みをCRMに活用できるコール管理機能などを備えたコンタクトセンターシステムを、最短72時間で利用開始できる。500社以上のコンタクトセンターで稼働実績がある、テクマトリックス社のコンタクトセンター向け業務アプリケーション「Fastシリーズ」をOEMで提供。コンタクトセンターCRMサービス「FastHelp」はノンカスタマイズでコンタクトセンターの顧客対応業務が可能だ。ユーザーによる画面カスタマイズも可能になっており、業務仕様の変更にも柔軟に対応でき、顧客対応業務をバックアップする。

 初期費用と月額料金で利用開始でき、初期導入時の設備投資は不要。同時ログインユーザー数課金で、1ログインユーザーあたり7,500円/月~の料金で利用が可能だ。セルフカスタマイズ機能で、利用者による画面カスタマイズが可能で、業務仕様変更時のシステム開発投資費用を削減できる。テクマトリックス社が販売するFastシリーズ全製品がサービスとして提供され、コンタクトセンターCRMサービス「FastHelp」、製薬業界くすり相談CRMサービス「FastHelp Pe」、プロモーション支援CRMサービス「FastPromo」、CRM視点で考えられたFAQサービス「FastAnswer」を利用できる。

 「BizXaaS EC」は、国内No.1シェアのECオープンソースであるEC-CUBEをベースに拡張した150超のEC機能をクラウドで利用できるサービスで、最短72時間でECサイトを立ち上げることができる。初期設定費(333万円~)とサービス利用料(37万円/月~)のみでサービスの利用が可能であり、EC事業を立ち上げる際の設備投資は不要となる。利用者によるシステムの運用・保守も不要であり、EC事業を運営するコストを軽減できる。

 「BizXaaS EC」では、NTTデータ・アールのEC向け業務アプリケーション「e-boss Frontシリーズ」をOEMで提供する。機能の追加・カスタマイズへの柔軟な対応が可能であり、利用者の要望に応じたECサイトを実現する。業務要件の検討の際には、150を超える「使える」機能を実際の画面で確認しながら進めることにより、簡単にイメージ通りのECサイトが実現できる。システムのバックアップ、外部からのアタックやシステムダウンも考慮したシステムの構成となっている。

 これらのサービスは、BtoCの事業を展開する企業への提供を想定しており、2013年度末までに、「BizXaaSコンタクト」は3.6億円規模の受注を、「BizXaaS EC」は1.5億円規模の受注を見込んでいる。
《池本淳》
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