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Windows版Evernote、FacebookとTwitterの連携に対応…ノートブック共有などの新機能追加も

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より簡単にTwitterやFacebookでの共有が可能に
  • より簡単にTwitterやFacebookでの共有が可能に
  • ノートブックの共有
  • 文字数の表示
 Evernoteは13日、目的に応じて選べる複数の共有機能を備えた最新のWindows版Evernoteをリリースした。TwitterやFacebookとの連携、ノートブック共有など、複数人での情報共有のための機能を中心に強化されたという。

 新バージョンでは、メニューバーには「共有」ボタンが追加されており、このボタンをクリックして、好きな共有方法を選ぶことができる。例えば、Twitterを使ってノートを共有する場合、「Twitterに投稿」を選択すると、共有されるノートが最新であることを確認するために即座に同期し、その後にブラウザのウィンドウでTwitterを開く。ノートのタイトルがTwitterに自動入力されるので、あとは投稿すれば完了だ。タイトルは変更することもできる。この手順はFacebookに似ている。ノートを共有すると、そのノートのURLにアクセスできるすべての人がノートを閲覧できるようになる。

 ノートブック共有は、グループでプロジェクトに取り組むときや、家族旅行を計画する際、あるいはチームでブレインストーミングを行う際など、ノート1枚には収まりきらないような内容の場合に最適な選択肢だ。ノートブックリストの上に新しくできた「共有」タブをクリックし、「共有を設定」のリンクをクリックすると、ノートブックリストが表示される。あとは共有したいノートブックを選択して指示に従えば共有される。共有する相手やパスワードの有無などを決めることができる。プレミアム会員は、他ユーザーによるノート編集を許可することも可能なので、Evernoteを優れたコラボレーションツールとして使用することも可能だ。

 ノートやノートブックを共有する機能は今回のアップデートの一面にすぎない。新しいWindows版Evernoteは、自分に対して共有されているノートブックにも簡単にアクセスできる。誰かが自分に対してノートブックを共有した場合、そのノートがEvernoteアカウントに対してリンクされ、「共有」タブをクリックすると、共有されているすべてのノートブックを表示できる。

 デスクトップ版Evernoteでリンクした共有ノートブックを利用する場合には、ノートブックがコンピュータ上のローカルデータとして保存されるので、オフライン時でもアクセスできるというメリットがある。ただし、デフォルト状態のEvernoteは、リンクした共有ノートブックを自分のノートブックほど頻繁に同期しない点には注意が必要だ。そのため、もしオフライン状態になる予定があるような場合、リンクした共有ノートブックで後から閲覧したいものがあれば、必ず事前に同期することを忘れてはいけない。

 多くの人が、大量の文章を書くためにEvernoteを使用している。今回のバージョンでは、小説やレポートなどを執筆する際に役立つ3つの新機能が追加されている。まずはノート数と文字数の表示だ。表示メニューに「ノート数と文字数を表示」オプションが追加され、オンにすると、ノートパネルの下部に文字数を表示するバーが現れる。また、特定のノートを対象として検索を行う際に、ノート内での検索置換が実行できるようになった。さらに、より一貫したインデント処理が行えるようテキストエディタが改良されている。そのほかにも、Firefox版Webクリッパーとの同期機能を改善、ユーザーの言語設定に応じたデフォルトフォント選択機能を改善、数々の不具合を修正といった新機能、および改良点がある。

 また今回のWindows版Evernoteから、言語を日本語に設定している場合のデフォルトフォントがMS明朝に設定されるようになった。もちろん必要に応じて好みのフォントに設定することが可能だ(旧バージョンから最新のEvernoteにアップデートした場合には、デフォルトフォントにはそれまでの設定が引き継がれる。いったん旧バージョンをアンインストールしてから最新バージョンをインストールした場合には、今回追加されたMS明朝をデフォルトフォントにする機能が有効になる。なお、アンインストールしても、それまでに保存したノートは削除されることはない)。
《池本淳》
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