日立×三菱電機×三菱重工業、水力発電システム事業を統合
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水力発電は、国内では、大型新設プラントの計画は減少しているが、既存発電設備の更新・予防保全や出力アップに対する需要は底堅く推移する見通しとなっている。また海外については、豊富な水資源を活かした大規模な電源開発が進む中華人民共和国、中南米、インド共和国などで引き続き旺盛な需要が見込まれている。
3社は昨年7月より、水力発電システム事業の統合に向けた検討を開始、会社分割により事業を統合することが、もっとも効果的との共通認識に至ったという。今回、準備会社を承継会社とする簡易吸収分割により事業を統合する。具体的には、水力発電に係る施設または設備を構成する水車および発電機並びにこれらに附帯する制御装置等の機器および装置の販売、据付工事およびアフターサービス、水力発電システムのエンジニアリング、水力発電システムの主要機器(水車および発電機並びにこれらに附帯する制御装置等)の開発および設計などの事業となる。
「エイチエム水力株式会社」は代表者未定。資本金は2億円で、日立98%:三菱電機1%:三菱重工業1%の出資比率となる(10月に変更の予定)。