【地震】Amazon Web Servicesを活用して災害復興支援……ユーザーグループが活動中 | RBB TODAY
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【地震】Amazon Web Servicesを活用して災害復興支援……ユーザーグループが活動中

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「rcdn.info」サイト(画像)
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 米アマゾン子会社のAmazon Web Services(AWS)は15日、Amazon EC2において仮想ネットワーキングを実現する新機能を発表した。

 AWSが提供するAmazon Virtual Private Cloud(VPC)を用いるもので、VPCの作成をタイプ毎に分けて簡単にするVPCウィザード、サブネットやルーティングを含むネットワークトポロジーに対する完全なコントロール機能、サブネットレベルとインスタンスレベルでのアクセス管理、VPC内のEC2に対する固定IPアドレス(Elastic IP)などとなっており、パブリックサブネット、プライベートサブネット、DMZといった、物理的なデータセンターで良く使われる概念と同じ考え方で、アマゾンクラウドのなかでネットワーク構成を作成できるようになるとのこと。

 またこの発表にあわせ、AWSのユーザーグループであるJAWS-UG(AWS User Group Japan)による復興支援活動を紹介している。JAWS-UGでは、クラウドサービスであるAWSを活用することで、被災者に情報公開するための無料サイト作成、アクセス過多対策/サーバ復帰のための相談窓口、災害情報データベース、地震関連Tweetデータベース、停電情報データベース、アプリケーション等を行っている。

 具体的には、被災地の状況提供サイト「被災地の皆様へ」(http://saigaitaisaku.r-cms.biz/)を提供し、同じような内容のサイトをすぐに立ち上げられる情報提供サイト作成サービスも「www.r-cms.biz」にて提供している。そのほか急いで手持ちのデータを公開できる「爆速ホスティング」、アクセスが集中すると落ちてしまうようなWebサイトを紹介できる、自動キャッシュ構築+短縮URL作成サービス「http://rcdn.info/」なども紹介している。
《冨岡晶》
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