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ケイ・オプティコム、デジタルサイネージの事業化に向け実証実験を開始

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「ビジネスアシスト・サイネージ」のイメージ
  • 「ビジネスアシスト・サイネージ」のイメージ
  • 実証実験の概要
 ケイ・オプティコムは13日、デジタルサイネージ事業への参入を発表した。大阪・中之島ダイビル1階に端末を設置し、実証実験を開始する。

 ケイ・オプティコムは、「ビジネスアシスト・サイネージ」をコンセプトとした、法人向け「プラットフォーム提供型」のデジタルサイネージの事業化に向け、実証実験を開始した。本実証実験では、固定回線からモバイル回線まで多様に展開するケイ・オプティコムの通信サービスを活かした、法人向けネットワークの付加価値ソリューションサービスとしての可能性を検証していくとのこと。また、デジタルサイネージの新たな活用を提案するサービスも検討していく。

 「ビジネスアシスト・サイネージ」では、配信システムとデジタルサイネージ端末間の接続には、ケイ・オプティコムが関西一円に独自に展開する光ファイバー回線や公衆無線LANの他、MVNOとして提供する3Gにも対応。屋内、屋外を問わず設置し、利用者のニーズに応じて最適な回線を選択できる。また、通信回線や配信システムに加え、希望に応じて端末までを、ケイ・オプティコムが「配信プラットフォーム」として提供することにより、デジタルサイネージ環境を一括で構築可能だ。さらに、コンテンツ作成から配信までの一連の作業が直感的に操作可能で、また、配信実績についてもWeb上で統合的に管理できる配信システムにより、デジタルサイネージの運用面における負担を軽減する。

 実証実験の実施期間は、9月13日より2010年度末までの予定。設置場所は、大阪市北区中之島3丁目3番23号 中之島ダイビル1階。北側玄関、南側玄関(各1台)。協力店舗は中之島ダイビル(ビル内テナント17店舗)。ケイ・オプティコムのネットワークと配信システム、デジタルサイネージ端末との連携、システム稼働やWeb上からのコンテンツ投稿などの使用感、ディスプレイおよびコンテンツの視認性、顔認識技術を利用した視認効果測定などを検証する。

 ケイ・オプティコムでは今後、本実証実験に加え、自治体、商店街、オフィスビル、商業施設、大学などのさまざまな環境にて実証実験を展開し、来年度以降の事業化につなげていく。また、法人向けソリューションサービスである「ビジネスアシスト・サイネージ」をベースとして、日々の暮らしに役立つ情報を提供し、街中(まちなか)にて生活者の暮らしや街の活性化をアシストする、「生活アシスト・サイネージ」への展開についても、その可能性を検討していく予定とのこと。
《池本淳》
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