日本サムスンは、フルHD液晶ディスプレイの新製品として、高速応答速度1msの27V型「P2770FH」と、広視野角・高コントラスト比の23V型「F2380MX」を発表。9月上旬から発売する。価格はオープンで、予想実売価格はともに45,000円前後。 両製品は、アスペクト比16：9で解像度1,920×1,080ピクセルのフルHDに対応した液晶ディスプレイ。HDMIポートを備えており、HDMI接続によってBlu-ray/DVDディスクコンテンツの再生や次世代ゲームソフトなどの高画質映像を楽しめる。 P2770FHは、1msという高速の応答速度を可能とした27V型ワイド液晶モデル。動きの速い動画でもブレがなく、輪郭まで鮮明に再生するという。ダイナミックコントラストは70,000：1（通常1,000：1）にまで高めた。また、光デジタル音声出力に対応し、HDMI入力の音声を、対応する外部アンプやスピーカーなどに出力することが可能。5.1chサラウンドシステムなどとの組み合わせで、臨場感ある音響も楽しめる。 輝度は300cd/m2、視野角は上下160度/左右170度、インターフェースはHDMI/DVI-I（HDCP対応）/ミニD-sub15ピンなど。スタンド角度調整は、チルト前2度～後18度、スウィーベル270度。スタンドを含む本体サイズは幅667×高さ484×奥行き244mm、重さは6.7kg。本体カラーはローズブラック。付属品はミニD-sub15ピンケーブル/DVI-Dケーブル/DVI-A to D-sub変換ケーブルなど。 F2380MXは、PVAパネルを採用し、上下/左右各178度の広視野角とした23V型ワイド液晶モデル。sRGB対比100％の広色域に対応し、150,000：1の高コントラスト比（ダイナミックコントラスト比。通常コントラスト比は3,000：1）とした。また、3W×2のスピーカーを内蔵する。 輝度は300cd/m2、応答速度は8ms、インターフェースはHDMI/DVI-I（HDCP対応）/ミニD-sub15ピンなど。スタンド角度調整は、チルト前1度～後20度、スウィーベル270度で、最大130mmまでの高さ調整に対応し、縦横両方向の表示が可能なピボット機能を搭載。スタンドを含む本体サイズは幅545×高さ346.5～476.5×奥行き216mm、重さは6.3kg。本体カラーはグロッシーホワイト。付属品はミニD-sub15ピンケーブル/DVI-Dケーブル/ステレオケーブルなど。
