6月1日~30日の期間に収集さた送信ログにおけるOSでは、Windows XP SP3が6割強、Windows Vista SP2が2割弱とどちらのOSにおいても最新のSPが適用されている送信ログが多く見られた。しかし依然 としてWindows XPではSP0からSP2の送信ログが1割弱確認されており、Windows Updateが実施されていない環境も引き続き多く存在していることが分かっている。またWindows 2000やWindows XP SP2については、7月13日で製品サポートが終了しており、OSのアップグレードやアップデートをすることが望まれるとしている。とくにWindows 2000の環境でWORM型などのいわゆるネットワーク経由で感染するマルウエアの検出が目立ったとのこと。 《冨岡晶》