ソフォス、「スパム送信国ワースト12」を発表 ~ 米国が独走、全世界の15.2% | RBB TODAY
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ソフォス、「スパム送信国ワースト12」を発表 ~ 米国が独走、全世界の15.2%

エンタープライズ セキュリティ
2010年4月~6月のスパム送信国ワースト12
  • 2010年4月~6月のスパム送信国ワースト12
  • 2010年4月~6月の地域別スパム配信ランキング 
 ソフォスは15日、2010年4月~6月のスパム送信国ワースト12に関する最新のレポートを発表した。

 ナンバーワンのスパム汚染国は、ひき続き米国で、全世界のスパムメッセージの総数の15.2%を配信し、2010年1月~3月の13.1%からさらに増加していることが判明した。また、英国の順位が著しく上昇。昨年この不名誉なスパムのランキングから姿を消していたが、今回は総配信数が世界のスパムの4.6%を占め、第9位から第4位に返り咲いてしまった。ちなみに日本は30位で0.77%となっている。

 地域別のレポートでは、欧州が、アジアを抜いて最大のスパム送信地域となった。米国は引き続き国別での最大のスパム送信国だが、地域別に見た北米はアジアと欧州に次いで第3位となっている。

 ソフォスの上級技術コンサルタントであるグラハム・クルーリー氏は「残念なことに、欧州では感染したコンピュータを通して配信されるスパムが増えています。英国、フランス、イタリアおよびポーランドの各国が、今年になってからスパム配信国としての順位を次第に上げています」とコメントするとともに、スパムがさらに悪意のある内容になってきていることを指摘している。同時に「スパムメール攻撃に対抗するには、ユーザーが利用するコンピュータのセキュリティソフトウェアが最新の状態であるだけでなく、スパムが宣伝する製品を購入する誘惑に負けないことも必要です」としている。
《冨岡晶》
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