マイクロソフトとECナビは19日、検索サービス「Bing」内においてショッピング検索サイト「Bingショッピング」を開設、ベータ版として運用を開始した。 「Bingショッピング」は、3,000万点以上の商品の横断検索や価格比較のほか、インターネット上の商品レビューやクチコミ情報の一括検索、ショップ評価の確認などが可能。検索結果ページでは、検索キーワードに関連する商品が一覧表示される。同一商品はすべて表示されるのではなく、商品画像と最安値、取扱いショップ数のみが1つの情報としてまとまって表示されるため、ユーザーは、検索キーワードに関連する商品を一覧できると同時に、最安値も確認可能となっている。 また、関連商品のなかから欲しい商品を選択し、取扱いショップのなかで価格比較をしたり、ショップ評価を確認し、買い物をすることができる。価格比較機能は、主にPC、AV機器、家電カテゴリで提供される。商品に対するレビュー・口コミ情報は、「ユーザーレビュー」「口コミ」「エキスパートレビュー」「相談・質問」「ブログ」の5つのタイプに分かれ、一括検索できる。 マイクロソフトが「Bing」の機能拡充において国内企業と協業関係を構築するのは、ECナビが初めてだという。マイクロソフトの高橋克之 統括本部長は「今日、インターネットユーザーの多くは、検索エンジンを単に情報を探すためだけでなく、たとえば買い物や旅行など、日常生活において何らかの選択を行う際のツールとして使っています。弊社の検索サービス『Bing』は、Web上の情報を検索するだけでなく、よりわかりやすく統合・整理して表示させることで、ユーザーが納得できる選択をスピーディに行うことのできる“ディシジョン・エンジン”を目指しています。今回、より日本のユーザーに適したサービスを提供するため、日本のEC市場に精通したECナビ様と協業関係を構築し、「Bingショッピング」を提供できることを嬉しく思います」とのコメントを寄せている。
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