BIGLOBE、データセンターのエコ対応を強化 〜 空調効率化、LED照明導入など | RBB TODAY
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BIGLOBE、データセンターのエコ対応を強化 〜 空調効率化、LED照明導入など

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 NECビッグローブは16日、BIGLOBEデータセンターについて、「サーモグラフィ」と「多点温度測定システム」を組み合わせた空調の効率化、「LED照明」による省電力化などで、エコ対応を強化したと発表した。

 「サーモグラフィ」の導入によりデータセンターー内の温度分布を可視化することで、サーバや空調機器の最適な配置設計を実現した。また、「サーモグラフィ」と同時に「多点温度測定システム」を採用することで監視ポイントを削減、主要なサーバ、ネットワーク機器の周辺温度をリアルタイムで監視し、運用状況の変化に即応できるデータセンター全体の空調制御を実現するという。これにより空調にかかる消費電力を25%削減できる見込みだ。また、システムの構築にあたっては一般的な「多点温度測定システム」に比べて1/12のコストで実現したとのこと。

 具体的には、専用のサーモグラフィカメラ(NEC Avio赤外線テクノロジーのサーモグラフィ装置)で、データセンター内の温度を毎月測定。高温・過冷却個所や冷気漏れなどの問題点を特定できるため、サーバや空調の最適配置など、データセンター内の大規模な空調設計を行うことができる。これにより冷暖分離の徹底が可能となった。また「サーモグラフィ」による温度測定結果をベースに、主要なサーバやネットワーク機器など重要監視ポイントに絞って温度測定センサー(AnyWireの多点温度測定システム)を配置することでデータセンター内のリアルタイムな温度監視を効率的に実現した。急激なトラフィック増によるサーバの高熱化や、空調機の障害にも迅速な対応ができる。さらに蛍光灯と同等の明るさの「LED照明」を導入し、人がいるエリアのみ照明を使用する人感センサーを活用することで消費電力を70%削減したとしている。
《冨岡晶》
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