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Wi2、国内最大級の無線BBネットワークを構築するエリア・イノベーション事業を開始

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Wi2「位置情報連動エリア情報サービス」
  • Wi2「位置情報連動エリア情報サービス」
  • Wi2「丸の内シャトル リアルタイム位置検索サービス」
 ワイヤ・アンド・ワイヤレス(Wi2)は25日、次世代無線通信規格を利用した広帯域、高セキュリティ、高機能のワイヤレス・プラットフォームによるエリア・イノベーション事業を発表した。

 Wi2が開発したワイヤレス・コネクティビティ・サービス「Wi2 300」と高付加価値なユーザ・インターフェース(UI)を実現する「Wi2 Engine」によって事業化するもので、今後Wi2が積極的に展開する地域単位の無線ブロードバンド網整備による、ユーザの利便性の向上と地域のさらなる活性化を実現するビジネスとなるという。地域内にまんべんなく構築されたワイヤレス・プラットフォームにより、さまざまな施策を地域と共同で実施する。

 事業の第一弾としては、4月より丸の内エリアでリアルタイム位置情報連動サービスの提供を開始する。丸ビル、新丸ビル、丸ノ内オアゾの3ビル内に公衆無線LAN環境を整備し、Wi2の無線インターネットサービス「Wi2 300」と三菱地所が運営するエリア・ポータルサイト「Marunouchi.com」の情報とを連動させる。これにより、利用者の現在地に応じた位置情報や属性情報に連動した店舗・イベント情報を無料で提供するという。ビジネスや観光で訪れた外国人も利用できる英語版サービスも併せて開始する。また、Wi2の交通機関向けサービス「Wi2 Vehicle」により、丸の内を周回する無料バス「丸の内シャトル」(日の丸自動車興業株式会社運行)のリアルタイム位置検索サービスも提供する。今後は、丸の内エリアのみならず首都圏の主要なオフィス、商業集積エリア、ショッピングセンターなどへの展開を目指す。

 「Wi2 300」は、次世代無線通信規格であるIEEE 802.11nによる300Mの広帯域と802.11iに準拠する暗号化通信とユーザ認証による高セキュリティを、自社アクセスポイントにおいて実現。同時に、高いエリアカバー率を実現するために、既存の各通信事業者とローミングを行い、日本最大級の無線ネットワークを構築する。また、一度アカウントとパスワードの登録を行えば自社エリアだけでなくローミングエリアにおいても自動的に接続する簡単アクセスツールが提供される。

 また、ワイヤレス・プラットフォームのコアとなる「Wi2 Engine」は、アクセスポイントから測位したユーザーの位置情報および行動履歴に基づき、飲食店や店舗などの情報を表示するコンテンツ・タイルと地図が連動するインターフェイスとなる。対応デバイスはノートPC、iPhone3G、iPod touch、Windows Mobile(予定)、ニンテンドーDS(予定)、PSP(予定)。価格は税込月額基本料105円、プラス従量料金。基本料込で最大980円(位置情報連動エリア情報サービス、丸の内シャトル リアルタイム位置検索サービスは無料)。4月サービス開始日から7月30日に加入したユーザなどには、各種キャンペーン価格も用意されている。
《冨岡晶》
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