京セラコミュ、位置情報サービス「SAVE PLATFORM」にPHS通信網「KWINS 4x」を追加 | RBB TODAY
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京セラコミュ、位置情報サービス「SAVE PLATFORM」にPHS通信網「KWINS 4x」を追加

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 京セラコミュニケーションシステム(KCCS)は30日より、位置情報サービス「SAVE PLATFORM(セーブ・プラットフォーム)」の通信網に、あらたにPHS通信網「KWINS 4x」(クインズ4x)を追加した。

 「SAVE PLATFORM」は、ASP型の位置情報サービスで、独自開発したGPS端末「イチしるべ」から位置・速度・方位・時刻・ステータスなどの情報を取得し、KCCSがMVNO(Mobile Virtual Network Operator)として提供する通信網を使ってインターネットデータセンター(D@TA Center)に送信し、記録・管理する仕組みとなっている。万が一通信エリアが圏外になった場合でも、取得した位置情報は端末内のメモリに記憶し、圏内に入った時点で一括伝送する。

 従来、「D@TA Center」に位置情報を送信する通信網にはau通信網(KWINS 3G)が利用されていたが、あらたにPHS通信網「KWINS 4x」にも対応することで、より安価な定額制サービスの利用が可能になったという。「KWINS 4x」の月額定額制を利用することにより、「イチしるべ」が3秒間隔で取得した位置情報を、通信費を気にすることなく送信可能となるとのこと。なお「KWINS」はKCCS Wireless IP Network Serviceの略称で、KCCSがMVNOとして企業向けに提供するKCCSブランドのモバイル通信サービス。

 利用料金は税込月額7,875円/端末1台あたり(イチしるべ端末レンタル料、ASPサーバ利用料、通信料を含む)。

 同社では年間売上目標を1億円、販売台数1,500台を目指すという。
《冨岡晶》
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