OKI、コベルコシステムにドコモとKDDIの3G/無線LANデュアル端末の混在が可能なシステムを導入 | RBB TODAY
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OKI、コベルコシステムにドコモとKDDIの3G/無線LANデュアル端末の混在が可能なシステムを導入

エンタープライズ その他
システム構成図
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 沖電気工業は20日、同社のIPテレフォニーサーバ「IP CONVERGENCE Server SS9100」をベースとした企業内モバイルセントレックスシステムをコベルコシステムに納入した。

 今回納入されたシステムは、NTTドコモとKDDIの3G/無線LANデュアル端末の事業所内での混在ができることが特徴だ。既存の「SS9100」をデータセンタで共用し、障害時のために本社ビルにサバイバルサーバとIP遠隔ユニットを新設した。電話端末としては、NTTドコモのFOMA/無線LANデュアル端末「N902iL」320台とKDDIの無線LAN対応au携帯電話「E02SA」120台を本社ビルを中心に混在して配備し、社内では内線無線IP電話機、各拠点でも内線電話、外出先では携帯電話として利用する。また、無線LANについては本社、各拠点含めて沖電気工業のVoIP対応無線LANアクセスポイント「MWINS BR2101」を23台設置したほか、固定電話機はIP多機能電話機が320台配備され、社内活用のみの従業員に利用されている。

 各拠点間は、グループ内の情報基盤である「コベルコネット」によって接続され、VoIPゲートウェイ(IVGシリーズ)を設置することにより、フルIPで統合された拠点と一部PBXを活用した拠点のIPへのマイグレーションを実現し、さらに外線はひかり電話回線に変更して通信コスト削減を実現した。

 このほか、プレゼンス機能やTV会議、アプリケーションからのクリック発信など多彩なコミュニケーション機能をPC上で実現できる「Com@WILLソフトフォン」のITシステム部門への導入や、「Com@WILLソフトフォン」、IP多機能電話機、3G/無線LANデュアル端末などの内線をワンタッチで呼び出せるPC上の無人受付端末「Com@WILLレセプション」の導入などを行い、さらには組織変更にも柔軟に対応できる無線IP多機能電話機も試行導入された。
《富永ジュン》
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