松下、携帯電話用デュアルモード 1チップRF-LSIを開発〜UMTS/GSM/EDGE通信方式に1チップで対応 | RBB TODAY
※本サイトはアフィリエイト広告を利用しています

松下、携帯電話用デュアルモード 1チップRF-LSIを開発〜UMTS/GSM/EDGE通信方式に1チップで対応

エンタープライズ モバイルBIZ
デュアルモード 1チップRF-LSI
  • デュアルモード 1チップRF-LSI
 松下電器産業は13日、携帯電話用デュアルモード1チップRF(高周波)LSIを開発したことを発表した。2月中旬よりサンプル出荷を開始する(品番:AN26267)。

 従来のRF-ICでは、世界の主流であるUMTS/GSMデュアルモードを実現するためには、UMTS送信/受信 /GSM送受信/UMTSおよびGSMアナログベースバンドといった4個のICが必要だった。本LSIは、携帯電話用の送信・受信の無線回路、送信DAコンバータと受信ADコンバータなどからなるアナログベースバンド回路を集積したもので、UMTS/GSM/EDGE通信方式(UMTS 3バンド+GSM/EDGE 4バンドの計7バンド)に1チップで対応する。これにより、本製品のみで、世界各国で通話可能な携帯端末が実現できるとのこと。

 またADコンバータ回路の消費電力を40%削減したことで、携帯端末待ち受け時間のより長時間化が可能となっている。SiGeCプロセスを採用し、より優れた高周波特性デバイスと、0.18μmへの微細化(従来は0.25μm)を活かすことで、実装面積も56%削減されている。
《冨岡晶》
【注目の記事】[PR]

関連ニュース

特集

page top