パイオニアと三菱化学、有機色素の記録膜を使用した追記型Blu-ray Discを実用化 | RBB TODAY
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パイオニアと三菱化学、有機色素の記録膜を使用した追記型Blu-ray Discを実用化

IT・デジタル レコーダー
有機色素の記録膜を使用した追記型Blu-ray Discの試作品
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 パイオニアと三菱化学メディアは18日、有機色素の記録膜を使用した追記型Blu-ray Discの実用化に成功したと発表。これにより、同ディスクの低価格化が実現できるという。両社は、共同で2004年から色素系追記型Blu-ray Discの開発を進めてきた。

 今回、三菱化学メディアは有機色素記録材料の改良とディスク試作を、パイオニアは試作ディスクの評価やドライブとの互換性の観点からの検証とシミュレーションによるディスク構造の設計をそれぞれ担当。これらの技術を融合し、「2倍速記録有機色素系BD-R」の開発に成功した。

 有機色素膜を使用した追記型Blu-ray Discは、大規模な設備投資を必要とせず既存のCD-R、DVD-Rなど塗布型製造設備を一部改造するだけで製造ラインへの転用ができ、ディスクの低価格化が図れるという。

 さらに、両社は、金属窒化物を使って2層をはじめとする多層記録や高倍速記録等を実現するBD-Rの技術開発にも成功した。 同記録膜を採用したディスクは、すでに三菱化学メディアから2006年7月より2倍速記録対応BD-Rとして発売している。
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