オムロンは5日、顔画像から笑顔の度合いを測定する「リアルタイム笑顔度測定技術」を開発したと発表した。 同技術は、画像の中から顔を見つけ出し、笑顔の度合いを0から100％の間でリアルタイムに自動測定するもの。画像入力から笑顔度測定出力までにかかる時間はPentium 4 3.2GHz使用時で0.044秒。従来の顔認識技術では顔の向きによって認識率が低下する問題があったが、同技術では3Dモデルフィッティング技術をベースに口や目などの顔の器官形状を正確に読み取れるのが特徴だ。また、事前に顔を登録する必要はなく、同時に複数人の笑顔度の測定にも対応する。 対象範囲は、顔向き左右30度以内、上下15度以内、顔幅60ピクセル以上。プログラムサイズは約46KBとコンパクトで様々な機器に組み込み可能だ。対応OSはWindows 2000/XP。
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