三菱電機は11日、新ヘッド制御エンジンを搭載し、高画質と高速性を実現した業務用デジタルカラープリンタ「CP9800D」を発表。5月15日発売。価格は441,000円。 CP9800Dは、デジタルカメラの画像をプリントするセルフプリンタなどに採用される昇華型熱転写方式のデジタルカラープリンタ。写真画質に最適化したヘッド制御エンジンを搭載し、色がにじんだように見える「スメアー」の減少を実現。隣接するドット間相互の熱影響も抑制するため、立体感のある高画質画像が得られるという。また、プリント速度については、新開発高速メカと高速画像処理回路の搭載により、L判で同社従来機種に比べて40％速い約8秒の高速プリントを実現したという。 そのほか、別売りのハイグレード・メディア（ペーパー＆インクリボンのセット）の使用で、豊かな階調でコントラストの効いたメリハリのある画像を実現。銀塩写真と同等のリアルな画像を再現するという。高耐久性ヘッドを採用し、従来1年間であった保証期間を2年間に延長したという（累積印画枚数60,000枚以内）。 対応OSはWindows XP/2000と、Mac OS X。対応する用紙サイズはL判/KG判/2L判/A5/A5ワイド。本体サイズは幅329×高さ383×奥行き404mm。重さは21kg。
凹凸感が楽しい、新しい印刷技術！カシオの“2.5D”プリンタを体験してきた
