セイコーインスツル、BiNem技術のメモリー性液晶ディスプレイを年内に量産 | RBB TODAY
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セイコーインスツル、BiNem技術のメモリー性液晶ディスプレイを年内に量産

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Nemoptic社の試作品
  • Nemoptic社の試作品
 セイコーインスツル(以下、SII)と仏Nemoptic社は18日、Nemoptic社の保有する双安定ネマティック技術(BiNem技術)を使用した液晶ディスプレイパネルの量産で業務提携したと発表した。Nemoptic社のBiNem技術を使用した液晶ディスプレイパネルの量産をSIIが製造受託する。

 BiNem技術はメモリー性があることが特徴で、通常の液晶ディスプレイと異なり、一度画面表示をした後は通電を遮断してもその表示が保持される。また、従来のメモリー性液晶と比較してコントラスト比に優れており、視野角も広く180度どこからでも見ることができるという。このため同社では電子ブックなど紙媒体を代替する用途に適しているとしている。BiNem技術を使用した液晶ディスプレイパネルは、2007年第3四半期の出荷開始から同年度中に10万台、2008年度には100万台以上の出荷を目指す。
《RBB TODAY》
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