ソニー、業務用カムコーダー「HDCAM」シリーズに上位機種 | RBB TODAY
※本サイトはアフィリエイト広告を利用しています

ソニー、業務用カムコーダー「HDCAM」シリーズに上位機種

IT・デジタル デジカメ
HDW-790。レンズ、バッテリー、ビューファインダー、ダイバーシティチューナーはオプション
  • HDW-790。レンズ、バッテリー、ビューファインダー、ダイバーシティチューナーはオプション
  •  ソニーは16日、業務用カムコーダー「HDCAM」シリーズの上位機種として、「HDW-790」を発表。発売は5月で、価格は6,405,000円。
 ソニーは16日、業務用カムコーダー「HDCAM」シリーズの上位機種として、「HDW-790」を発表。発売は5月で、価格は6,405,000円。

 前モデルの「HDW-750」は10ビットA/Dコンバーターを採用していたが、HDW-790は12ビットA/Dコンバーター。白とびや黒つぶれなどを抑え、より高精細な撮影が可能になったという。HD-SDI出力(2系統)とAES/EBUデジタルオーディオ入力(4ch)を標準装備するほか、オプションのダウンコンバーターボード「HKDW-702」を装着すれば、SD-SDIまたはアナログコンポジット信号の出力も可能となる。また、同社の映像制作機器ブランド「CineAlta」シリーズの「HDW-F900R」に採用されている4種類のプリインストールガンマも標準装備。カメラの性能を活かしたガンマカーブの設定が手軽に行える。高画質を維持したまま、最大+42dBまでのゲインアップなども可能。

 本体サイズは幅127×高さ206×奥行き308mm。重さは約5.4kg(本体、ビューファインダー、マイク、テープ、バッテリー含む)。消費電力は約34W(本体のみ)。連続記録時間約110分(リチウムイオンバッテリー「BP-GL95」使用時)。有効画素数は1920×1080ピクセル。インターフェースはDCイン/アウト、AUDIO CH1イン、AUDIO CH2イン、TCイン/アウト、AUDIO MONITORアウトなど。

 そのほか、ソニーとサンディスクは16日、高速データ転送可能な業務用ビデオカメラ向けメモリーカード「SxSメモリーカード」を共同で策定することに基本合意した。発売は2007年中を予定。

 SxSメモリーカードは、ビデオカメラ向けメモリーカードとしては世界で初めてPCI Expressインターフェースを採用したリムーバブルメディア。従来の業務用ビデオカメラのメディアよりも約2倍の速さでデータ転送が可能となるとのこと。また、業務用カムコーダーで撮影した高解像度ビデオなどの大容量データを、メディアからPCなどの編集機器へ高速で転送することも可能となる。従来のPCカードと比べて、大容量でありながらも約1/2の大きさという小型化も実現するらしい。
《》
【注目の記事】[PR]

特集

page top