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チェック・ポイント、統合型セキュリティ・プラットフォーム製品「NGX R65」を発売

エンタープライズ その他
 チェック・ポイント・ソフトウェア・テクノロジーズは13日、インターネット・ネットワーク・セキュリティ・ソリューション群のメジャーバージョンアップとなる「NGX R65」を発売した。

 NGXシリーズは、ファイアウォール、VPN、管理といった同社のすべての企業向けソリューションの基盤となるセキュリティ・ソフトウェア・プラットフォーム製品。今回発売されるNGX R65では、将来的に追加される技術や防御機能を含め、インフラストラクチャ全体を効果的に管理できることを確かなものとし、ネットワーク・セキュリティの管理に伴う複雑さを大幅に軽減した、としている。

 業界初となるセキュリティ管理プラグイン・アーキテクチャにより、バージョンアップ導入に関する問題を最小限に抑制。また、内部セキュリティを強化する新しいネットワーク・アクセス制御(NAC)機能のほか、Webフィルタリングなどの新機能を数多く搭載しているため、スタンドアロン型のソリューションを別途導入することなく、新たなセキュリティ・レイヤを追加できるという。
 さらに、管理プラグインを使用して、既存のセキュリティ・ゲートウェイに追加される新機能の制御を迅速に導入できるほか、新たに導入する異なる用途のゲートウェイを集中管理するための機能も追加可能となっている。

 なお、同社では同日リリースとして、「VPN-1 Power NGX R65」がオープン・サーバ上で12Gbpsのファイアウォール・スループット、および5.1Gbpsの侵入防御スループットを達成した、とあわせて発表している。

 NGX R65の主な新機能は以下のとおり。

・管理プラグイン・アーキテクチャ
 管理プラグイン・アーキテクチャにより、計画外のアップグレードが簡素化され、最小限の作業で直ちに新しい管理機能を利用可能に

・Webフィルタリング
 統合されたWebフィルタリング機能により、従業員がフィッシング・サイトなどの悪意あるWebサイトにアクセスするのを防止すると共に、不適切なWebサイトを閲覧することで生じる法的リスクを軽減

・柔軟な導入オプション
 VPN-1 Powerは、レイヤ2ファイアウォールとしても導入可能。このため、ネットワーク・トポロジを変更せずに導入可能で、ネットワークの再設計も最小限に抑えられる

・VoIPサポートの強化
 VPN-1とNortel、Broadsoft、Cisco、NEC、Polycom、Sylantro、Avayaなどのベンダーとの相互運用性が強化され、VoIPアプリケーションに対するセキュリティがより強固に

・サービス妨害攻撃に対する防御機能の強化
 VPN-1ゲートウェイは、サービス妨害攻撃を受けている場合でも、悪意あるトラフィックの影響を受けないように正規のトラフィックを保護可能

・Windows Vistaのサポート
 SSL Network Extenderが「Windows Vista」プラットフォームを正式サポート
《村上幸治》
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