カナダのコーレルは12日(現地時間)、米インタービデオの買収を完了したと発表した。買収はすべて現金による取り引きで行われ、1株あたり13米ドル、総額は1億9,680万ドルが支払われた。 今回の買収により、コーレルはインタービデオの「WinDVD」シリーズをはじめとする画像処理、およびDVD再生・編集ソフトを商品ラインアップとして擁することとなる。製品サポートについては引き続き既存の連絡先から行うとしたが、2007年1月の2006年度決算報告において合併会社の指針を発表するとした。 また、現在コーレルはDVD制作ソフト開発メーカー、台湾ユーリードシステムズの過半数持ち分を2005年に取得していて、2006年中に買収を完了させる予定であることも併せて明らかにした。