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ビクター、フルHD対応3CCDカメラシステムと汎用型リモコン6機種を発表

IT・デジタル その他
 日本ビクターは29日、放送局用HDカメラに搭載されたレンズを家庭用ビデオカメラに採用する「フルハイビジョン3CCDカメラシステム」の開発と、汎用型リモコン6機種を発表した。

●家庭用ビデオカメラ向け「フルハイビジョン3CCDカメラシステム」を開発

 放送局用HDカメラで実績のある「FUJINONレンズ」を家庭用ビデオカメラ用に初採用することで、3CCDシステムの優れた色再現性を活かしながらフルHD(1,920×1,080ドット)を実現する「フルハイビジョン3CCDカメラシステム」を開発したと発表した。

 このシステムは、「プログレッシブCCDカメラシステム」「3CCDカメラシステム」「スーパーハイバンドプロセッサー」「高画質信号処理エンジン“Megabrid”(メガブリット)」など、同社が長年培ってきたビデオカメラの高品位/高画質映像技術が生かされているという。

 本システムでは、新開発した「HD専用1/5インチ16:9プログレッシブスキャンCCD」を3枚使用し、斜め方向に画素をずらす「斜め画素ずらし構造」を採用。これにより、家庭用HDDビデオカメラ用技術として高品位な「フルハイビジョン3CCDカメラシステム」が実現できたとしている。

 CCDは、従来比約2倍サイズの1画素あたり水平3.28×垂直3.28μmという大きなピクセルサイズを採用することで、MTF(Modulation TransferFunction)や感度の向上を図ったもの。また、CCDのアスペクト比に同社初となるHD専用の16:9を採用し、コンパクトなカメラユニットでありながら高画質画像を実現できたとしている。


●AV機器全般からシンプルタイプまで汎用型リモコン6機種を発売

 テレビとCATVに対応したカード型モデルから、HDD内蔵DVDレコーダー/ビデオ/CATV/デジタルCSチューナーなどの機器をまとめて操作可能なモデルまで、地上デジタル放送に対応し使い勝手や操作性を向上させた汎用リモートコントローラー全6機種を10月中旬に発売する。価格はすべてオープン。

 今回発売される汎用リモコンは、国内9社の地上・BS・110度CSデジタルテレビと、14社のアナログテレビの主な操作が行えるもの。操作を音で確認できるボタンタッチ音や、電池寿命を約2倍にする「ローパワーモード」、電池寿命をブザーで知らせる「ローバッテリーインフォメーション」などの機能を搭載している。

 製品ラインアップと対応機器、カラーバリエーションは以下のとおり。

・RM-A610:テレビ/DVDレコーダーまたはビデオ/CATVまたはデジタルCSチューナー
  本体色:シルバー
・RM-A605:テレビ/DVDレコーダーまたはビデオ/CATV
  本体色:ブラック、シルバー
・RM-A505:テレビ/CATV
  本体色:ブラック、シルバー
・RM-A405:テレビ/DVDレコーダーまたはビデオ/CATV
  本体色:ブラック、シルバー、ホワイト
・RM-A205:テレビ
  本体色:ブルー、レッド、シルバー、ホワイト
・RM-A105:テレビ/CATV
  本体色:ブラック、シルバー、ホワイト
《村上幸治》
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