芝浦工業大学とNEC、新キャンパスに10Gbpsの基幹ネットワークとIP電話を導入
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同大学の旧芝浦キャンパスでは、1Gbpsの基幹ネットワークを採用していたが、キャンパス内の通信であってもデータ量によっては遅延が発生。科学技術計算や工学用データの送受信がスムーズに行えないことがあった。これを解消するため、新キャンパスでは、10Gbpsの基幹ネットワークを採用し問題の解決を図った。
また、NECのSIPサーバ「UNIVERGE SV7000」を導入し、400台の固定電話と200台のPHSをフルIP化。電話番号は、すべての職員に1つずつ割り当てられ、キャンパス内にいる場合は内線で、外にいる場合は外線で通話が出来るようになっている。さらに、電話、電子メール、FAXの統合メッセージングサービスを実現。これにより、円滑なコミュニケーションが図れるとともに、通話コストの削減につながるとしている。
芝浦工業大学では、2007年に創立80周年を迎えるのを記念して、豊洲新キャンパスを開設。「先進のIT技術を取り入れた質の高い教育・研究環境の構築を進めており、このたびのIPネットワーク基盤の構築もその活動の一環」としている。
またNECでは、この豊洲新キャンパスの事例をベースに、10月には大宮キャンパスに、さらにほかのキャンパスにも同様のIP電話システムを導入する計画だ。