ラリタン、中小企業を対象にした統合管理アプライアンス「CommandCenter NOC 日本語版」 | RBB TODAY
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ラリタン、中小企業を対象にした統合管理アプライアンス「CommandCenter NOC 日本語版」

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 日本ラリタン・コンピュータは、ITインフラの監視・管理をサポートする統合管理アプライアンス「CommandCenter NOC 日本語版」の販売を、9月12日より開始すると発表した。
  •  日本ラリタン・コンピュータは、ITインフラの監視・管理をサポートする統合管理アプライアンス「CommandCenter NOC 日本語版」の販売を、9月12日より開始すると発表した。
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  • ダッシュボードの画面(トップ画面)。ネットワーク管理、Windowsシステム管理、トラフィック解析、侵入検知、脆弱性スキャンなど、現状を一目で把握できる。障害が起きている場合には、ネットワークデバイス、サービスの項目が赤丸印で示される。また通知機能により、設定値を超えた場合などに、管理者に電子メールで報告することも可能
 日本ラリタン・コンピュータは、ITインフラの監視・管理をサポートする統合管理アプライアンス「CommandCenter NOC 日本語版」の販売を、9月12日より開始すると発表した。

 CommandCenter NOC 日本語版(以下CC-NOC)は、ネットワークやシステムの管理、デバイス劣化による障害の回避、パフォーマンスの維持、脆弱性やセキュリティリスクの検知などを一元的にサポートできるアプライアンスだ。今回発表された新製品は、まだネットワーク管理などが十分に行われていない中堅・中小企業をメインターゲットにしている。製品ラインアップには、小規模ネットワーク管理用として、すべての機能が含まれるスタンドアローンタイプの「NOC100」と「NOC250」がある。前者は、Windowsのクライアント×100とサーバ×10(そのほかLinux/UNIXサーバを含むネットワークデバイス×10)を集中管理できる。一方、後者は、Windowsのクライアント×250とサーバ×25(そのほか同ネットワークデバイス×25)までの管理に対応する。

 また、中規模ネットワーク管理用として、機能を分けたモジュール構成タイプの「NOC2500シリーズ」が用意されている。250台までのネットワークデバイスを管理する「2500N」、侵入検知とトラフィック分析などのセキュリティ対策が可能な「2500S」、Windowsクライアント×500とサーバ×50の管理が行える「2500M」(最大5台の接続により2500台までのWindowsクライアントを管理)を組み合わせることで、中規模用途にも対応できる。価格はオープンプライスだが、120万円ぐらい(NOC100の場合)になる見込み。

 日本ラリタンの井上賢二氏(代表取締役)は、新製品投入の理由について、次のように説明した。

 「KVMスイッチは以前に比べて格段の進化を遂げており、不具合のあるサーバに対してリブートをかけたり、修理をしたりと、ITシステムのアクセスプロダクトとして重要な位置を占めるようになった。さらに最近では、ITシステムが普段から正常に動いているのか、モニタリングして診断できるシステムも必要になってきた。そこで我々が培ってきた技術をベースに、"ITの主治医"としての役割を果たせるシステムを提供したいと考えた」

 また、米ラリタンのセブ・オニシェキヴィッチ氏は、欧米における同社のマーケティング状況などについて説明。「2003年のGartnerの調査によれば、ITサービスマネジメントの成熟度は、レベル0(混沌)~レベル1(受動的)の段階にある。そのためサービスレベルを引き上げていく必要がある」とし、統合管理ソリューション導入の必要性と日本市場に対する期待を述べた。 引き続いて、日本ラリタンの栗田正人氏(戦略マーケティング部長)が、CC-NOC 日本語版の特徴とメリット、同社のサービスマネジメントソリューションなどについて紹介した。

 同社は、一組のキーボード(K)、ビデオモニタ(V)、マウス(M)から複数のコンピュータへアクセスするKVMスイッチの先駆者として有名である。KVMスイッチを中心として、シリアルコンソールサーバ、管理ソフトウェア、リモートアクセス製品などを販売している。代表的なアクセス/制御レイヤーのソリューションには、「ParagonII」(長距離操作が可能なアナログKVMスイッチ)、「Dominion KX」(デジタルKVMスイッチ)や「KX101」(KVM over IP デバイスによるリモートアクセス)などがある。一方、管理レイヤーでは、デジタル・アナログのインバウンド/アウトオブバウンドのアクセス管理や運用を統合できるアプライアンス「CommandCenter Secure Gateway」も発売されている。そして、これらに加えて、今回新たにモニタリングやセキュリティ機能も含めたかたちで統合管理が可能なソリューション・CC-NOCが加わることになる。このCC-NOCと、前述のCommandCenter Secure GatewayやKVMスイッチを組み合わせ、物理的なITシステムの修理から、ネットワークやシステムの監視・管理、プロアクティブなセキュリティ対策までを一元的に実現。サービスレベルの向上やコスト削減、ダウンタイムの短縮などに効果を発揮する。

 具体的なCC-NOCの役割は、ネットワークノードの発見、ハードウェアやソフトウェアの資産管理、システムとネットワークの監視(イベントの自動通知)、侵入検知(IDS)、脆弱性スキャンなど、前述のようにITインフラ運用の「健康」を管理することがメインとなる。このような機能は、もちろん従来の統合管理ソフトウェアでも実現できる。

 しかし、CC-NOCの大きな特徴は、ネットワークへの実装が容易なアプライアンスである点と、コストパフォーマンスに優れている点にある。また、専用エージェントをインストールする必要もなく(WMIやSNMPといったインターフェースやプロトコルから情報を収集)、Webブラウザで一元的な管理が行え、運用管理業務の負担を軽減できる。さらに、管理の際には、機能の概要が画面で説明されるなど、IT管理初心者でも分かりやすいように工夫がなされている。

 最後に同社の芝崎千秋氏(技術部プロダクトマーケティングが、実際の管理画面を交えながら、使いやすい管理インターフェースについて説明した。

 「これからシステムやネットワーク管理をしたいという企業に対して、低いハードルで統合管理ツールを提供できる。またクライアントの資産管理(ライセンス管理)、変更管理も行え、内部統制(IT全般統制)の強化にもつながる。CC-NOCは、本格的なITインフラ管理の第一歩となるもの」(栗田氏)と述べ、同製品の優位点をアピールした。
《井上猛雄》
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