ケンウッドは4日、ドイツにおいて9月1日から6日まで開催されるベルリン国際コンシューマーエレクトロニクス展「IFA2006」に、プレステージピュアオーディオとして年内に発売する予定の60周年記念「TRIOモデル」のコンセプトモデルをはじめ、今後の高付加価値戦略を担う各種ホームエレクトロニクス製品を出品すると発表した。 60周年記念のTRIOモデルは、同社が「音」と「無線通信」の各分野で長年にわたって蓄積した技術・ノウハウと最先端技術を融合し、最高峰の性能と品格を兼ね備えたプレステージモデルと位置づけたもので、国内向けモデルでは往年の高級ブランドである「TRIO」ブランドを限定的に復活させることになるという。 「音」の分野では、1993年に発売しハイコンポという新しいカテゴリーを形成した「K's」のコンセプトを受け継ぐプレステージモデルを用意。これは、2004年に発売されたピュアオーディオ「Kseries」の上位モデルとも位置づけられるもので、新開発の音質向上技術を搭載するなど、これからのデジタルメディア時代に相応しい高級ピュアオーディオとして商品化を進めているとしている。 このほか、デジタルオーディオプレーヤーやUSB機器とのデジタル接続に対応し、手軽に「シームレスエンターテインメント」を楽しめるシステムコンポのコンセプトモデルを参考出品しているという。
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