米デル、AMD製CPU搭載のデスクトップPCを9月に投入
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同社CEOのケビン・ロリンズ氏は今期の業績について、「私たちは今期の結果には満足していませんが、この失敗を修正し、長期的に業績を回復させる必要なアクションを始めています。重要な取り組みには、コスト削減の努力を続けること、サービスおよびサポートに対する投資を増加すること、また価格管理を改善することが含まれています」とコメントしている。
次に同期の業界シェアの面では、世界市場で同社にとって過去最高となる19.3%のシェアを達成し、出荷台数も6%増を記録。米国外での売上も、シェア第2位となった日本/アジア太平洋地域に牽引され11%増を記録している。この中でも中国、ブラジル、インドなどの新興市場においては、出荷台数をそれぞれ37%、77%、82%と大幅に伸ばしたほか、中国とブラジルのサーバ市場ではそれぞれ26%、41%のシェアを獲得しシェア第1位となっている。
今後の方策では、前四半期に発表されたAMDとの提携を拡大し、9月にAMD製CPUを搭載したDimensionデスクトップを発売すると発表。また今年中に「Opteron」を採用した2プロセッサ、およびマルチプロセッサのサーバを投入する計画だとしている。