富士写真フイルムは、赤外線通信でカメラ付き携帯電話などから撮影した画像を高画質にプリントするモバイルプリンタ「Pivi（ピヴィ）」の新ラインアップとして、デジタルカメラからのプリント機能を強化した「MP-300」を6月下旬に発売する。価格はオープン。 MP-300は、手のひらサイズの軽量コンパクトなボディに、従来の赤外線インターフェースに加え、PictBridge専用のUSBインターフェースを搭載したモデル。また、赤外線通信機能も強化されており、最新の高速赤外線通信機能である「IrSimple」に対応。同時発売を予定しているデジタルカメラ「FinePix Z3」など、IrSimpleに対応したデジタルカメラやカメラ付き携帯電話で撮影・送信した画像データを1秒以下で受信できるという。 プリントの付加機能では、新たにプリントに撮影日付を写しこむ「DATEボタン」や、プリント画質をよりくっきりした仕上がりにする「SHARPENボタン」を搭載。 本体サイズは幅146mm×奥行き102mm×高さ29mm、重さは225g。電源はリチウム電池CR2×2本で、プリント可能枚数は赤外線通信時で約100枚、PictBridge時で約70枚。また、オプションとしてACアダプターも用意する。なお、プリントはPivi専用フィルムのみとなっており、プリント画面サイズは61×46mm。
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