富士写真フイルムは、世界で初めてISO3,200の超高感度撮影に対応した有効630万画素デジタルカメラ「FinePix F30」を5月下旬に発売する。価格はオープンで、実売予想価格は5万円前後。 FinePix F30は、新開発の撮像素子「スーパーCCD ハニカムVI HR」および画像処理エンジン「リアルフォトエンジンII」の搭載により、ISO3,200の超高感度においても低ノイズと高解像度を追求している。 また、フラッシュ性能を向上しているほか、1度シャッターを押すだけでノンフラッシュ撮影とフラッシュ撮影の2枚を連続して記録できる「高感度2枚撮り」機能を搭載。 ボディのデザインはL型モノコックデザインを採用し、背面には2.5型23万画素液晶ディスプレイを装備する。光学3倍ズームレンズの画角は35mm判換算で36〜108mm相当、開放F値はF2.8〜5。記録メディアは、約10Mバイトの内蔵メモリとxDピクチャーカードを利用できる。最大記録解像度は、2,848×2,136ピクセル。 本体サイズは幅92.7×高さ56.7×奥行き27.8mm、重さは155g。バッテリー寿命(CIPA規格)は、最大約500枚。