Skype、2.5β版を発表 -登録手続きの簡素化、音質の向上などで初心者を取り込み | RBB TODAY
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Skype、2.5β版を発表 -登録手続きの簡素化、音質の向上などで初心者を取り込み

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 スカイプ・テクノロジーズS.A.は、5月3日(日本時間5月4日)から「Skype 2.5ベータ版」を提供することを発表した。現在、同社Webサイトから最新版がダウンロード可能となっている。

 Skype 2.5ベータ版の大きな変更点としては、初めてSkypeを利用する人を対象に、登録手続きの簡素化が図られるほか、音質が一段と改良されているとのこと。さらに、自動更新、プルダウンメニューでの国名(国旗アイコン)選択、Skypeクライアントでの支払い、Skypeコンタクトのグループ分け機能の共有、ショートメッセージサービス(SMS)メッセージの送信、通話中の接続状態の調整機能といった新機能が追加されている。Outlookコンタクト一覧をSkypeから閲覧することも可能になった。そのほかでは、会議通話中、話し始めるとそのユーザーの画像が光るなど、細かな部分で改良も施されている。

 旧ユーザの場合、一度Skypeを終了させて上書きセットアップすれば、新バージョンが導入可能だ。データ、通話履歴などはそのまま新バージョンに引き継がれる。ただし、ベータ版のため、動作に不安定な部分などもあり導入には注意が必要だ。

 また、今回のSkype2.5ベータ版に合わせ、Skypecast(司会者機能付き同時通話会議)のベータ版も改めて紹介されている。Skypecastでは「ホスト」と呼ばれるモデレータ—によって通話が管理され、まるで本物のマイクを渡すかのように発言の機会を与えたり、参加者の音声をミュート(消音)したり、発言を拒否することができる。Skypecast の利用にはSkype のバージョン2.5が必要となる。

 この4月28日には全世界のユーザ登録者数がついに1億人を突破しており、これは事業開始2年半での快挙だ。今回の新バージョンでどこまで登録者数を増やせるか注目したい。
《冨岡晶》
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