デル、新社長に米デルのジム・メリット副社長が就任 浜田社長は非常勤顧問に退く | RBB TODAY
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デル、新社長に米デルのジム・メリット副社長が就任 浜田社長は非常勤顧問に退く

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 デルは2日、浜田宏社長が同社の第1四半期終了後の5月で退任し、後任として米デルのコーポレートビジネスグループ グローバルセールス担当副社長であるジム・メリット氏が4月3日付けで代表取締役社長に就任すると発表した。

 浜田社長は退任後、同社の非常勤顧問に就任し、長期的に支援を行うという。また、メリット氏は3月下旬に日本に赴任し、その後数週間の引き継ぎ期間を経て、代表取締役社長に就任する。なおメリット氏は、浜田氏が日本法人のほかに統括しているデルの韓国法人、および中国・大連にあるカスタマーサポートのオペレーションも引き継ぐ。

 メリット氏は、1957年10月米フロリダ州生まれで現在48歳。1981年フロリダ大学で機械工学の学士号を取得後、1982年にIBMに入社。1990年にはジョージア州立大学で経営学修士号(MBA)を取得している。IBMでは製品開発、セールス、マーケティングの各分野で管理職を歴任し、1999年にデルに入社する以前はサーバグループの副社長を務めていた。

 デル入社後は、ノートPCやデスクトップPC、ワークステーションに加え、サーバやストレージ、関連サービスなど多岐に渡る製品・サービスを購入するグローバル企業に向けたセールスを統括。デルにとって最大の法人顧客であるグローバル企業に対し、過去6年間での年間売上が倍増の約30億ドル規模に成長したとしている。なお、米デルのグローバル企業顧客向けのシェアは現在およそ45%と見られている。
《村上幸治》
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