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東芝、米レキサーとの陪審評決に対する見直し申し立てが一部通り賠償算定額などが再審理に

IT・デジタル デジカメ
 東芝は3日(米国時間)、米レキサー・メディアとのフラッシュメモリ関連の訴訟における陪審評決に対して見直しを求める申立てを行っていたが、陪審評決での算定額について再審理を行うことが決定されたと発表した。

 米国カリフォルニア州サンノゼのカリフォルニア州第一審裁判所による申し立てに対する決定の内容は、「(1)トレードシークレット(営業秘密)の不正使用に基づく不当利得、(2)忠実義務違反に基づく損害賠償(利息を含む)、(3)忠実義務違反に基づく懲罰的損害賠償の算定に関する十分な証拠が提出されておらず、また算定額も過大であるため、465百万ドルの損害賠償などの支払いを命じる陪審評決を無効とし、それぞれの算定について法廷での再審理を行う」というもの。これにより、2005年3月に下された465百万ドルの損害賠償などの支払いを命じる陪審評決は無効となり、それぞれの算定額に対して再審理が行われることとなった。

 これについて東芝では、「主張のうち上記1.の内容が認められたことを歓迎いたします。なお、今回、トレードシークレットの不正使用や忠実義務違反はなかったという当社側の主張は認められませんでしたが、今後とも当社の主張が認められるよう、あらゆる法的手段を用いてまいります」と発表している。
《村上幸治》
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